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多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)

基幹研究とは,共同利用・共同研究拠点である本研究所の中期的研究戦略の柱として,研究所内で自発的に組織された研究班によって展開される共同研究軸です。
2010(平成22)〜2015(平成27)年度についてはこちらをご覧下さい。

ウェブサイト: https://lingdy.aa-ken.jp/

計画期間:2016(平成28)〜2021(令和3)年度
代表者:塩原朝子
関連所員:安達真弓,倉部慶太,呉人徳司,児倉徳和,澤田英夫,品川大輔,中山俊秀,星泉,山越康裕,渡辺己

概要

本基幹研究は,アジア・アフリカ地域を中心に,研究機関だけでなく現地の少数言語・方言コミュニティとも連携することで,コミュニティが言語・文化の多様性を保持するために,自ら言語記録活動に関与し,その活動を通じて諸研究機関のさらなる研究の進展を促す循環型の言語研究体制を構築することを目的としている。また,言語資源をもとにした共同研究活動などを通じて,AA研がこれまで培ってきた研究実績を日本社会に還元することをめざしている。具体的には,以下の諸事業を統合的に実施することにより,調和のとれた多言語・多文化共生社会の実現を支援する:

  • 言語の記録・保存に関する共同研究
  • 言語記録活動に従事する次世代の研究者・現地コミュニティ人材の育成
  • 循環型の言語研究体制を支える技術開発
  • 言語資源の効果的な蓄積・利用のためのネットワーク構築
  • 現地コミュニティに向けたアウトリーチ
  • 循環型の言語研究体制モデルの普及と成果発信

研究紹介:

(画像をクリックすると全体が見られます)












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著書:

ラシャムジャ著『路上の陽光』(2022年3月30日,書肆侃侃房)
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安達真弓著 『ベトナム語空間ダイクシスとその展開―指示詞から文末詞・感動詞へ―』(2021年5月31日,勉誠出版)
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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 監修 『世界の「こんにちは」』(2021年4月19日,日経ナショナルジオグラフィック社)
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ツェワン・イシェ・ペンバ著 『白い鶴よ、翼を貸しておくれ チベットの愛と戦いの物語』(2020年10月5日,書肆侃侃房)
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山田敦士著 『シリーズ記述文法2 パラウク・ワ語』(2020年3月30日,くろしお出版)
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下地理則著 『南琉球宮古語伊良部島方言』(2018年, AA研/くろしお出版)
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