AA研共同利用・共同研究課題
「アルタイ型」言語に関する類型的研究(2) (jrp000246)
キーワード
関連地域
- 中央アジア
- 内陸アジア
- 北東アジア(含む日本)
- 南米
ウェブサイト
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プロジェクトの概要
期間:2019-2021年度
本研究課題では、これまでに展開したAA研共同利用・共同研究課題「『アルタイ型』言語の類型的研究」(2015年度~2017年度)により得られた、文と節の階層関係という特徴から、①文の述部の構造に関する類型―名詞的な節の脱従属化 (insubordination) と動詞の定性 (finiteness)の問題、②節の階層と主語の管理、③節の階層とテンスの管理、④節の階層と名詞句の意味・統語的機能、という4点について文法構造の多様性と、その多様性をもたらした通時的・共時的要因を論じることを通して、「アルタイ型」という類型論的特徴をさらに具体的に明らかにすることを目指す。
研究代表者 児倉徳和(AA研准教授)
メンバー
研究代表者
AA研所員
共同研究員
- 麻生玲子
- 梅谷博之
- 江畑冬生
- 蝦名大助
- 小山内優子
- 風間伸次郎
- 鍛治広真
- 黒島規史
- 下地理則
- 早田清冷
- 松本亮
- 吉岡乾
- 吉村大樹
- 王海波
- 白尚燁
- 蔡煕鏡
- 李林静
研究成果
研究会
- 日時:2021年3月2日(火)13:30–17:30
- 場所:オンライン会議室
- 使用言語:日本語
- 主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
- 1. 児倉徳和(AA研所員)
- 「シベ語における人称と定性―所有標識 =ni の主題標示機能」
- 2. 李林静(AA研共同研究員, 成蹊大学)
- 「ヘジェン語における定動詞及び形動詞の人称接辞について」
- 3. 松本亮(AA研共同研究員, 関西国際大学)
- 「エヴェンキ語における人称と定性」(仮)
- 4. 白尚燁(AA研共同研究員, 室蘭工業大学)
- 「ツングース諸語における同主語副動詞を用いた異主語文」(仮)
- 日時:2020年11月14日(土)14:00–17:30
- 場所:オンライン会議室
- 使用言語:日本語
- 主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
- 1. 梅谷 博之(AA研共同研究員, 東京大学)
- 「モンゴル語におけるクリティックに分類されうる諸要素の特徴」
- 2. 風間伸次郎(AA研共同研究員, 東京外国語大学)
- 「アルタイ諸言語における複数形式の定性について―日本語および朝鮮語との対照をつうじて―」
- 3. 風間伸次郎(AA研共同研究員, 東京外国語大学)
- 「アルタイ型言語におけるモダリティの意味領域地図」
- 日時:2020年7月4日(土)14:00–17:30
- 場所:Zoomによるオンライン会議室
- 使用言語:日本語
- 主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
- 14:00–15:30 黒島規史(AA研共同研究員, 熊本学園大学)
- 「朝鮮語の「時間的副動詞 + 焦点助詞」:条件文を中心に」
- 15:40–17:10 蝦名大助(AA研共同研究員, 関西国際大学)
- 「カムサ語の類別詞 」
- 17:10–17:30 全員
- 今後の研究計画の打ち合わせ
- 日時:2020年3月29日(日)13:00–17:00
- 場所:Zoomによるオンライン会議室
- 使用言語:日本語
- 主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
- 1. 早田清冷 (AA研特任研究員)
- 「古典満洲語 gaji-「持ってくる」の命令形について:予備的研究」
- 2. 下地理則 (AA研共同研究員, 九州大学)
- 「日琉諸語の格標示と情報構造」
- 3. 全員
- 総合討論
- 日時:2019年7月13日(土)13:00–17:00
- 場所:マルチメディア会議室(304)
- 使用言語:日本語
- 主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
- 13:00–13:45 児倉徳和(AA研)
- 「趣旨説明」
- 14:00–15:30 風間伸次郎(AA研共同研究員,東京外国語大学)
- 「アルタイ型言語の特徴なのか?、アルタイ諸言語の特徴なのか?、地域特徴なのか? ―証拠性・人称要素・否定などを取り上げて―」
- 15:45–17:00 今後の研究計画の打ち合わせ
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