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AA研共同利用・共同研究課題

理論言語学と言語類型論と計量言語学の対話にもとづく言語変化・変異メカニズムの探求 (jrp000271)

理論言語学と言語類型論と計量言語学の対話にもとづく言語変化・変異メカニズムの探求

キーワード

  • 言語の変化と変異
  • 含意的普遍性
  • 理論言語学
  • 言語類型論
  • 計量言語学
  • 異分野間交流

関連地域

  • 地域を特定しない

ウェブサイト

http://ling.human.is.tohoku.ac.jp/change/home.html

プロジェクトの概要

期間:2021-2023年度

自然言語は,音韻構造,形態構造,意味構造,統語構造といったさまざまな領域で変化する。その1つ1つの変化は,経済性や刷新や言語接触などを契機とした小規模なものだが,数百年もすれば劇的な言語変化を引き起こす。本来,語の音韻・形態・意味・統語構造は変化のしやすさの点で異なるが,長いタイムスパンではそれらが相互作用し合うため,言語変化の速度や程度は言語ごとに異なりうる。このため,本研究では,理論言語学の各論(特に,統語論・音韻論・意味論)・言語類型論・社会言語学・歴史言語学などの諸分野で活躍する研究者が知見を持ち寄ることにより,言語接触と言語変化の側面も考慮しつつ変異形出現のメカニズムを体系的に探り,必要に応じて,言語類型の見直しも行うことを目指す。

研究代表者 小川芳樹

メンバー

研究代表者

  • 小川芳樹

AA研所員

  • 中山俊秀

共同研究員

  • 青木博史
  • 青柳宏
  • 石崎保明
  • 岸本秀樹
  • 佐藤陽介
  • 佐野真一郎
  • 下地理則
  • 杉崎鉱司
  • 髙橋康徳
  • 田中智之
  • 時崎久夫
  • 縄田裕幸
  • 南部智史
  • 前田雅子
  • 宮川創
  • 柳朋宏
  • 米田信子

研究成果

研究会

2023年度第5回研究会(通算第16回目) 報告書(和文)

  • 日時:2024年3月29日(金)9:00–17:50 ~2024年3月30日(土)10:00–16:15
  • 場所:304,オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 13名のメンバーが,それぞれのテーマで35分の口頭発表と15分の質疑応答(または特定企画のもとでのシンポジウムの講師)を行うほか,初日に,東北大学教授のナロック・ハイコ氏の招聘講演を予定。

    詳細はこちらをご参照ください。
    使用言語:日本語
    参加費:無料
    事前登録が必要です。
    参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。

2023年度第4回研究会(通算第15回目) 報告書(和文)

  • 日時:2023年12月23日(土)13:00–17:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 日本語,歴史コーパスおよびバントゥー諸語に関して,3名のメンバーが口頭発表し,意見交換を行なった。日本語は,「このラーメン、うまっ!」のような「イ落ち構文」について,歴史コーパスは,コーパスから得られるデータと頻度が意味すること,コーパスを利用する際の注意点などについて,主にスワヒリ語の使役起動交替の類型論について,発表者の話題提供をもとに,異分野どうしの相互理解を深める機会となった。

    1.13:00–14:00 発表者1:林渚紗 (津田塾大学),中山璃子 (津田塾大学),佐藤陽介 (AA研共同研究員,津田塾大学)
    「日本語のイ落ち構文再考:時制のないT, 出来事の証拠性と発話行為句」
    2.14:10–15:10 発表者2:柳 朋宏(AA研共同研究員,中部大学)
    「英語史的統語論においてコーパスから分かること・分からないこと」
    3.15:20–16:20 発表者3:米田信子(AA研共同研究員,大阪大学)
    「スワヒリ語の使役起動交替」
    4.16:20–17:00
    自由討論
    使用言語:日本語

2023年度第3回研究会(通算第14回目) 報告書(和文)

  • 日時:2023年9月23日(土)13:00–18:15 ~2023年9月24日(日)9:30–16:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 「言語変化・変異と言語獲得」というテーマのもとで、9名のメンバーと2名の共同研究者、が、それぞれの分野内の話題を35分で提供し、ディスカッサントおよび他の参加者の間で、20分の質疑応答や意見交換を行う。
    また、「言語変化・変異研究ユニット」メンバーの山田彬尭氏を招聘し、「通時的言語研究における統計手法について」というタイトルの講演をしていただく。

    23日
    1.13:05–14:00 縄田裕幸(AA研共同研究員,島根大学)
    「単一言語内パラメター変異と統語変化—英語の場所句倒置の発達から—」
    2.14:05–15:00 佐藤陽介(AA研共同研究員,津田塾大学)
    「統語・音韻インターフェイスにおける必異原理と抹消:インドネシア語を中心に」
    3.15:20–16:15 岳昱澎(東北大学)・小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    「中国語の「喝醉」型複合動詞の構造的多義性と逆行束縛について」
    4.16:20–17:15 青木博史(AA研共同研究員,九州大学)
    「歴史的観点から見た「擬態語+スル」」
    5.17:20–18:15 時崎久夫(AA研共同研究員,札幌大学),桑名保智(旭川医科大学)
    「名詞−形容詞の語順と主要部パラメータ」
    24日
    1.9:30–10:25 宮川 創(AA研共同研究員,国立国語研究所)
    「古ヌビア語コーパスと現代ヌビア諸語からみた古ヌビア語の母音字重複の音価」
    2.10:30–12:00 山田彬尭(大阪大学)
    「通時的言語研究における統計手法について」
    3.13:00–13:55 下地理則(AA研共同研究員,九州大学)
    「除括の区別における包括形の特殊性:琉球諸語の事例報告」
    4.14:00–14:55 柳朋宏(AA研共同研究員,中部大学)
    「二重他動詞の能動文・受動文における与格(代)名詞の分布」
    5.15:00–15:55 杉崎鉱司(AA研共同研究員,関西学院大学)
    「幼児日本語における格助詞と後置詞の区別に関して」
    詳細は,こちらをご覧ください。
    使用言語:日本語
    参加費:無料
    事前登録が必要です。
    参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。

2023年度第2回研究会(通算第13回目) 報告書(和文)

  • 日時:2023年7月30日(日)13:00–17:30
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 音韻論および統語論を中心として,4名のメンバーが口頭発表し,意見交換を行う。取り上げる言語とテーマは,アラビア語からコプト語への医学用語の借用,日本語と英語の音韻縮約に関わる社会言語学的要因,中国語の声調に関するあらたな定義の必要性,シンハラ語のwh移動と焦点化など。

    1)13:00–14:00
    発表者1:宮川 創(AA研共同研究員,国立国語研究所),モナ・サウィ(アシュート大学)
    「エジプト語史における借用語音韻論と母音組織の再建」
    2)14:05–15:05
    発表者2:南部智史(AA研共同研究員,モナシュ大学)
    「バリエーション理論と日本語:コーパスを用いた「い」抜き言葉の調査」
    3)15:15–16:15
    発表者3:髙橋康徳(AA研共同研究員,神戸大学)
    「中国語における声調とは何か? -従来の知見と今後の展望-」
    4)16:15–17:30
    発表者4:岸本秀樹(AA研共同研究員,神戸大学)
    「シンハラ語の疑問文の焦点化と移動の制約」
    使用言語:日本語

2023年度第1回研究会(通算第12回目) 報告書(和文)

  • 日時:2023年6月3日(土)13:00–18:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 前半は,国立国語研究所プラシャント・パルデシ教授を招聘して,「有対動詞の類型論:使役交替言語地図(WATP)から見えてくるもの」というタイトルで,公開での講演会を行う。招聘講師は講演90分+質疑応答30分。
    後半は,メンバーの2名(+メンバー1名の共同研究者1名)による研究発表を非公開で行う。
    発表者は発表40分+質疑応答30分。

    1)公開講演会:13:00–15:00
    詳細は,こちらをご覧ください。
    事前登録が必要です。
    参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。
    2)非公開研究会:15:10–18:00
    発表者1:青柳宏(南山大学)
    「日韓語の形態統語論と文法化に関するいくつかの覚書」
    発表者2:岳昱澎(東北大学)・小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    「構造的借用と語種制約,およびその緩和と構文化についての予備的研究 〜自他交替と接尾辞「さ」を中心に〜」
    使用言語:日本語

2022年度第6回研究会(通算第11回目) 報告書(和文)

  • 日時:2023年3月19日(日)13:30–18:40,2023年3月20日(月)10:00–14:45
  • 場所:304,オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 「言語における随意性と言語変化」というテーマのもとで、8名のメンバーが、それぞれの分野内の話題を30分で提供と招聘講師(遠藤喜雄氏(神田外語大学))がそれぞえれの発表を行い、そのあと、質疑応答や意見交換を行う予定。メンバーの発表者は発表35分+質疑応答15分、招聘講師は講演+質疑応答で90分。

    19日
    1.佐野真一郎(AA研共同研究員,慶應義塾大学)
    「コーパスを用いた「ら抜き言葉」の分析: 音韻論的・社会言語学的観点から」
    2.下地理則(AA研共同研究員,九州大学)
    「南琉球宮古語伊良部島方言における語頭重子音のモーラ性」
    3.小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学),縄田裕幸(AA研共同研究員,島根大学)
    「個体レベル所有構文としての与格主語構文の発達とFinP」
    4.遠藤喜雄(神田外語大学)[招聘]
    「疑問文のカートグラフィー」
    5.石崎保明(AA研共同研究員,南山大学)
    「英語におけるSprayクラス所格交替動詞の歴史的発達について」
    20日
    1.時崎久夫(AA研共同研究員,札幌大学),桑名保智(旭川医科大学)
    「膠着性に関する含意的普遍性」
    2.髙橋康徳(AA研共同研究員,神戸大学),陳凱僑(神戸大学大学院)
    「広東語とベトナム語における離合詞の「他動性」比較:言語内拡散と言語間借用の差異」
    3.杉崎鉱司(AA研共同研究員,関西学院大学),小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    「日本語における右方周縁部の獲得:自然発話分析に基づく予備的研究」
    4.岸本秀樹(AA研共同研究員,神戸大学)
    「「なぜ」疑問文の特異性について」
    詳細は,こちらをご覧ください。
    使用言語:日本語
    参加費:無料
    事前登録が必要です。
    参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。

2022年度第5回研究会(通算第10回目) 報告書(和文)

  • 日時:2023年1月29日(木)13:30–17:30
  • 場所:オンライン会議室
  • 主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
  • 「言語における随意性と言語変化」というテーマのもとで,4名のメンバーが,それぞれの分野内の話題を35分で提供し,15分の質疑応答をしたあと,内容について,5名のディスカッサントおよび他の参加者の間で,50分程,質疑応答や意見交換を行う予定。

    13:30–14:20 青木博史(AA研共同研究員,九州大学)
    「補助動詞と軽動詞 ―古典語の「スル」―」
    14:30–15:20 前田雅子(AA研共同研究員,九州大学),中村太一(東北大学),瀧田健介(同志社大学)
    「日本語のPredicate DoublingとTP削除」
    15:30–16:20 時崎久夫(AA研共同研究員,札幌大学),桑名保智(旭川医科大学)
    「目的語・斜格・動詞の語順と格標示」
    16:30–17:20 米田信子(AA研共同研究員,大阪大学)
    「タンザニアのバントゥ諸語に見られる「スワヒリ語化」:マテンゴ語を例に」
    ディスカッサント:小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学),南部智史(AA研共同研究員,モナシュ大学),杉崎鉱司(AA研共同研究員,関西学院大学)
    使用言語:日本語

2022年度第4回研究会(通算第9回目) 報告書(和文)

  • 日時:2022年11月27日(日)13:30–17:50
  • 場所:オンライン会議室
  • 主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
  • 「言語変化・変異と言語獲得」というテーマのもとで、4名のメンバーが、それぞれの分野内の話題を30分で提供し、15分の質疑応答をしたあと、内容について、5名のディスカッサントおよび他の参加者の間で、60分程、質疑応答や意見交換を行う予定。

    13:30–14:00 佐藤陽介(AA研共同研究員,津田塾大学)
    入力不確定性と統語的脆弱性:他動詞型主語制御Promiseに関する話者間の変動
    14:00–14:15
    質疑応答、意見交換
    14:20–14:50 青柳宏(AA研共同研究員,南山大学)
    V1-テV2動詞連鎖構造におけるテに関する管見
    14:50–15:05
    質疑応答、意見交換
    15:10–15:40 岸本秀樹(AA研共同研究員,神戸大学)
    日本語の二次述語:描写述語と結果述語の構造
    15:40–15:55
    質疑応答、意見交換
    16:00–16:30 杉崎鉱司(AA研共同研究員,関西学院大学)
    英語における部分構造制約の獲得:予備的研究
    16:30–16:45
    質疑応答、意見交換
    17:45–17:40 ディスカッサント:小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学),中山俊秀(AA研所員),縄田裕幸(島根大学),石崎保明(AA研共同研究員,九州大学),佐野真一郎(AA研共同研究員,慶應義塾大学)
    全体討論、意見交換
    使用言語:日本語

2022年度第3回研究会(通算第8回目) 報告書(和文)

  • 日時:2022年9月18日(日)10:00–17:50
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:AA研,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 7名のメンバーが、それぞれのテーマで35分で口頭発表を行ったあと、内容について、15分程度の質疑応答・意見交換を行う予定。

    10:05–10:55 宮川創(京都大学)
    エジプト語史におけるギリシア語との言語接触と語彙・文法借用
    11:00–11:50 南部智史(AA研共同研究員,モナシュ大学)
    言語変異の定量的研究:格助詞の交替について
    13:00–13:50 佐藤陽介(AA研共同研究員,津田塾大学)
    内因的計算可変性と競合する文法
    13:55–14:45 縄田裕幸(島根大学)
    英語の先行詞付wh関係節はどこから来たのか—自由関係節由来説の再検討—
    14:50–15:40 柳朋宏(AA研共同研究員,中部大学)
    古英語・中英語における与格名詞句と遊離数量詞
    16:00–16:50 森敏郎(名古屋大学)東條有希(名古屋大学)田中智之(名古屋大学)田中祐太(中部大学)
    Get受動文の歴史的発達再考:Early English Books Online Corpusのデータからの新たな証拠
    16:55–17:45 小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    V-Neg-V複雑述部の語彙的構文化と文法的構文化について
    使用言語:日本語
    参加費:無料
  • 事前申し込みが必要です。
  • 詳細および申し込みについてはこちらを参照ください。

2022年度第2回研究会(通算第7回目) 報告書(和文)

  • 日時:2022年7月24日(日)14:00–17:30
  • 場所:オンライン会議室
  • 主催:AA研
  • 「文法化」というテーマのもとで、3名のメンバーが、それぞれの分野内の話題を35分で提供したあと、内容について、2名のディスカッサントおよび他の参加者の間で、30分程、質疑応答や意見交換を行う予定。

    14:00–14:35 佐藤陽介(AA研共同研究員,津田塾大学)
    「否定繰り上げ、短略化された暗意と使用・文法:架け橋は未だにそんなに遠いのか?」
    14:35–15:00
    質疑応答、意見交換
    15:05–15:40 中山俊秀(AA研所員)
    「文法体系の拡張:逸脱的構文の発達事例から考える」
    15:40–16:25
    質疑応答、意見交換
    16:30–17:05 宮川創(AA研共同研究員,京都大学)
    「エジプト語史における「言う」動詞から多義的な接続詞への文法化」
    17:05–17:30
    質疑応答、意見交換
    ディスカッサント:柳朋宏(AA研共同研究員,中部大学),小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    使用言語:日本語

2022年度第1回研究会(通算第6回目) 報告書(和文)

  • 日時:2022年6月25日(土)14:00–17:30
  • 場所:オンライン会議室
  • 主催:AA研
  • 「品詞論」というテーマのもとで、3名のメンバーが、それぞれの分野内の話題を35分で提供したあと、
    内容について、3名のディスカッサントおよび他の参加者の間で、30分程、質疑応答や意見交換を行う予定。

    14:00-14:35 小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    生成文法の品詞論–前置詞の取り扱いをめぐる変遷–
    14:35-15:05 ディスカッサント:岸本秀樹(AA研共同研究員,神戸大学)
    質疑応答、意見交換
    15:10-15:45 米田信子(AA研共同研究員,大阪大学)
    スワヒリ語の「形容詞」
    15:45-16:20 ディスカッサント:石崎保明(AA研共同研究員,九州大学)
    質疑応答、意見交換
    16:25-17:00 下地理則(AA研共同研究員,神戸大学)
    南琉球宮古語伊良部島方言の形容詞的な諸表現
    17:00-17:30 ディスカッサント:岸本秀樹(AA研共同研究員,神戸大学), 石崎保明(AA研共同研究員,九州大学), 髙橋康徳:(AA研共同研究員,南山大学)
    質疑応答、意見交換
    使用言語:日本語

2021年度第5回研究会(通算第5回目) 報告書(和文)

  • 日時:2022年3月8日(火)10:20–17:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 参加費:無料
  • ※事前申し込みが必要です。参加ご希望の方は,こちらをご参照ください。
  • 共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 6名のメンバーが、それぞれのテーマで35分で口頭発表を行ったあと、内容について、15分程度の質疑応答・意見交換を行う予定
    10:25-11:00 石崎保明(AA研共同研究員,南山大学)
    「後期近代英語期における所格交替について」
    11:20-11:55 前田雅子(AA研共同研究員,西南学院大学)
    「肥筑方言のガ・ノ主格交替の統語特性と言語変化について」
    13:10-13:45 米田信子(AA研共同研究員,大阪大学)
    「バントゥ諸語の「主語」のプロパティに関するマイクロバリエーション」
    14:05-14:40 杉崎鉱司(AA研共同研究員,関西学院大学)
    「UGに基づく母語獲得研究:英語におけるwh不定詞節の獲得を事例として」
    15:15-15:50 時崎久夫(AA研共同研究員,札幌大学)
    「言語地図と言語理論:Linguistic Atlas of Asia と WALS」
    16:10-16:45 岸本秀樹(AA研共同研究員,神戸大学)
    「複合動詞構文の縮約現象について」

2021年度第4回研究会(通算第4回目) 報告書(和文)

  • 日時:2021年12月12日(日)14:00–17:30
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 14:00-14:20 南部智史(AA研共同研究員,モナシュ大学)
    「変異理論の説明」
    14:20-15:20 南部智史(AA研共同研究員,モナシュ大学)
    「コーパスを用いたダ抜き言葉の研究」(質疑応答も含む)
    15:25-16:25 佐野真一郎(AA研共同研究員,慶應義塾大学)
    「音韻素性の重複とその回避制限の効果:有声性を例として」(質疑応答も含む)
    16:30-17:30 全員
    意見交換・自由討論(テーマ:規則と変異・変化の範囲について〜音韻現象を中心に〜)

2021年度第3回研究会(通算第3回目)/言語変化・変異研究ユニット第7回ワークショップ 報告書(和文)

  • 日時:2021年9月5日(日)13:00–17:50~2021年9月6日(月)10:10–15:45
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 言語変化・変異研究ユニット第7回ワークショップとの共催。二日間で10名のメンバーが口頭発表し、一般の参加も受け付けて、質疑応答や活発な意見交換を行なう予定。

  • プログラムについてはこちらをご覧ください。
  • 使用言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 事前申し込みが必要です。
  • 詳細および申し込みについてはこちらを参照ください。

2021年度第2回研究会(通算第2回目) 報告書(和文)

  • 日時:2021年7月18日(日)14:00–17:30
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 「「語」の定義と複合語の分析」をテーマとして,5名のメンバーが口頭発表し,分野ごとに異なる「語」の定義と複合語の分析を情報共有するとともに,意見交換を行う。

    1. 小川 芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    「生成統語論と通時的構文文法:形態的緊密性の原理とその妥当性をめぐって」
    2. 時崎久夫(AA研共同研究員,札幌大学)
    「音韻論から見た語の認定基準と,それに基づく複合語の類型論」
    3. 佐藤陽介(AA研共同研究員,津田塾大学)
    「How much should we “Distribute Morphology”? Words, compounds and lexical integrity(ハンドアウトは日本語)」
    4. 下地理則(AA研共同研究員,九州大学)
    「宮古語の複合語の語性(wordhood)について」
    5. 中山俊秀(AA研所員)
    「用法基盤的視点に立った時の語性の判断基準」

2021年度第1回研究会(通算第1回目) 報告書(和文)

  • 日時:2021年5月30日(日)14:00–18:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」,東北大学大学院情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」
  • 文法化をテーマとして,2名のメンバーが口頭発表し,あらかじめ指定された3名のディスカッサントがコメントを述べたほか,活発な意見交換がなされた。

    講師1:佐藤陽介(AA研共同研究員,津田塾大学)
    “Crossed-Control in Indonesian: When Passive Morphology Meets Auxiliarization”
    講師2:小川芳樹(AA研共同研究員,東北大学)
    「「必要」の文法化と範疇的多義性,および,所有動詞の類型論について」
    ディスカッサント:田中智之(AA研共同研究員,名古屋大学),石崎保明(AA研共同研究員,南山大学),青木博史(AA研共同研究員,九州大学)

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