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共同基礎研究

共同基礎研究は、自由で柔軟な発想からなる研究活動のシーズを大きく育てていくために2019年にスタートした新たな枠組みです。複数の所員が中心となり、所外のメンバーも含めて研究活動を進めていきます。

2019年度に進行中の研究課題

■アフリカをめぐる人種論の史的研究

プロジェクトについて


アフリカをめぐる人種論はヨーロッパ諸国によるアフリカ各地の植民地化の際に重要な根拠となるなど、アフリカに大きな爪痕を残した。しかしその成立過程やアフリカ諸地域への適用がもたらした影響については未解明の点が多い。本研究では、参加者がイスラーム世界における人種論と近代ヨーロッパ社会で形成されたアフリカ人種論の連関の検討、アフリカにおける地域ごとの人種論の適用とその影響の比較などを歴史学研究の手法によって実施することにより、アフリカをめぐる人種論の世界史上の意義を考察する。

  • 研究代表者 石川博樹(AA研准教授)
  • プロジェクト・メンバー


    研究代表者

    • 石川博樹(AA研)

    AA研所員

    • 苅谷康太

    所外メンバー

    • 新谷崇
    • 大澤広晃


    ■一次データおよび研究資料・成果のアーカイブに関する研究

    プロジェクトについて


    フィールドワークで得られた一次データは公開されないことが多いが、他の研究者にとって有用な研究資源になるばかりでなく、調査対象であるコミュニティにとって無限の価値を持つ文化遺産となりうる。アノテーション次第で、研究書などの研究成果以上の価値を持ちうるのである。近年多くの研究者がそのことに気づき、研究者の責任でデータを検索可能・利用可能にすることを自分たちの責任であると考えるようになりつつある。この文脈に沿って、本研究はよりよい形でデータにアノテーションを施し、保存・公開する方法について議論する。

  • 研究代表者 塩原朝子(AA研准教授)
  • プロジェクト・メンバー


    研究代表者

    • 塩原朝子(AA研)

    AA研所員

    • 倉部慶太

    所外メンバー

    • 野元裕樹


    ■南アジアにおける文化的接触のダイナミズム

    プロジェクトについて


    さまざまな宗教、言語、人間集団が併存する南アジアにおいて、異なる文化的、社会的背景を持つもの(ヒトとモノ、コト)が接触する過程とその帰結を広く取り上げる。「文化的」な側面に焦点をあてるが、政治や経済に関わる事象を排除して、狭義の文化的事象に特化するという意味ではない。前近代(近世期)から現代までを視野に収め、文化的接触の場に作用する権力関係に留意しつつ、宗教、言語、社会的出自、階級(エリート/民衆)、中央/地方、知的伝統(学問領域)などさまざまな意味での異なるものの「接触」をとりあげる。また、「接触」が起こる「場」として、実体的な広がりを持った空間=地域だけではなく、宮廷や個人なども想定する。文化的接触の前提、あるいは、帰結のひとつとして、「境界」の形成も重要なテーマのひとつになるであろう。全体を通じて、多元的社会、多文化共生のあり方について考察する。南アジアは多様、かつ、厖大な人口をかかえ、グローバル化が進展する世界の中で重要な地歩を占めつつある。南アジアで培われてきた多元的社会、文化共生の伝統はグローバル化社会のもとでの文化的多元性のモデルともなりうるであろう。

  • 研究代表者 太田信宏(AA研准教授)
  • プロジェクト・メンバー


    研究代表者

    • 太田信宏(AA研)

    AA研所員

    • 小倉智史
    • 近藤信彰
    • 高島淳
    • 外川昌彦


    共同利用・共同研究

    【研究軸】
    【過去の基幹研究】
    【既形成拠点】
    【研究プロジェクト】
    【共同研究のための環境】
    【共同研究の成果発信・還元】
    【研究所への来訪者】

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