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期間:2021年度
言語学分野のフィールドワークで得られた一次データ(音声データや動画データ)は公刊・公開されないことが多いが,他の研究者にとって有用な研究資源になるばかりでなく,データを提供した言語コミュニティにとって価値を持つ文化遺産となりうる。近年多くの研究者がそのことに気づき,一次データを誰もがアクセスできる形でアーカイブしたり,データベース化して検索可能としたりといった取り組みをはじめている。この文脈に沿って,本研究は言語データによりよい形でアノテーションを施し,保存・公開する方法について議論する。
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