「コーパスに基づく言語学教育研究拠点」(Corpus-based Linguistics and Language Education)は,東京外国語大学大学院総合国際学研究院とAA研との連携による「グローバルCOE」(GCOE)プログラムで,2007(平成19)年度から5年間の予定で実施されています。
ここでいう「コーパス」とは,言語資料に発音・文法・方言・文体など分析に必要な情報(タグ)を加えて構造化したデータの集合体を指し,「コーパスに基づく言語学」とは,自然言語処理を中心とするコーパス言語学より広く,「コーパスデータに基づいた実証的,経験主義的な言語研究」を意味します。
CbLLEでは,「フィールドからコーパス構築へ,さらに教室での応用へ」をスローガンとして,フィールドでの一次資料収集,デジタル化,コーパス 構築,コーパスの言語学的な分析から言語教育への応用を一貫したプロセスと捉え,そのための研究,教育,開発環境の充実を目指します。
上記の目標を達成するために,次の3つの班を設置しています。
研究の成果をもとに,3分野の手法をバランス良く習得した人材の育成を行うことも,CbLLEの主要な目的の1つです。そのために,次のような教育プログラムを実施しています。
詳細は,本プロジェクトウェブサイトをご覧下さい。
http://cblle.tufs.ac.jp/
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