イスラーム写本・文書資料の総合的研究
研究実施期間 : 2003年度〜2006年度
主査 羽田 亨一
概要
イスラーム世界で著され、記された歴史的文化的遺産である写本・文書資料の総合的研究を目的としている。アラビア語、ペルシア語、オスマン・チャガタイ両トルコ語の写本・文書が主な対象となる。
写本、文書の利用は今日の学会では当たり前のこととなっているが、写本・文書資料利用のための方法論については十分な議論が尽くされないまま、進んでいるのが現状である。そこで、現在、日本の各地で行われている写本研究・文書研究をネットワーク化し、写本学、古文書額を踏まえた研究会を積み重ね、相互の知見を交換する。
また、少人数からなる作業グループを編成し、写本・文書資料の校訂、翻訳を推進する。
2006年度
研究会
日時 : 2006年7月22日(土) 14:00〜18:00
場所 : AA研大会議室(303室)
プログラム :
河原弥生(日本学術振興会特別研究員)
「19世紀コーカンド・ハーン国におけるナクシュバンディー教団諸派」
露口哲也(立教大学大学院)
「19世紀初期ラーホールの宗教施設一覧表」
プロジェクト・メンバー
[主 査] 羽田亨一
[所 員] 近藤信彰、飯塚正人、中見立夫、マンスール・セファトゴル
[共同研究員] 赤坂恒明、秋葉純、磯貝健一、江川ひかり、大河原知樹、大稔智也、小野浩、川本正知、久保一之、後藤敦子、清水和裕、高松洋一、中町信孝、林佳世子、前田弘毅、真下裕之、間野英二、守川知子、森本一夫、矢島彦一、山口昭彦、渡部良子