第12回「紛争状況下における/のフィールドワーク:人類学・地域研究の現場から」

 今回の第12回のコロキアムではAA研基幹研究人類学「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」との共催により「紛争状況下における/のフィールドワーク:人類学・地域研究の現場から」と題して広義の紛争状況下において、ないしは紛争状況(ポスト・コンフリクト状況を含む)自体をテーマとして現地調査を実施しているフィールド研究者の方をお招きして開催する予定です。紛争地での調査経験を有するフィールドワーカーからの具体的な現場からの報告をもとに、紛争状況下における現地調査の抱える各種の方法論的・理論的な困難や課題、あるいは逆にそこから見えてくる可能性や展望などについて密度の濃い議論を行っていくことを予定しています。

プログラム

日時2013年5月31日(金)15:00-19:00
場所AA研マルチメディアセミナー室(306号室)
15:00-15:10趣旨説明 : 床呂 郁哉(AA研)
15:10-15:50湖中 真哉(静岡県立大学)【報告
「やるせない紛争調査─―東アフリカ牧畜民のフィールドワークから」
15:50-16:30錦田 愛子(AA研)【報告
「パレスチナ/イスラエルにおける研究と政治――紛争下のフィールドワークとポジショナリティ」
16:40-17:20藤井 真一(大阪大学大学院)【報告
「After the Fact――ソロモン諸島の「民族紛争」を事後的に調査・再構成する歴史人類学の展望と課題」
17:20-19:00質疑応答
企画アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)
共催AA研基幹研究人類学班「人類学におけるミクローマクロ系の連関」

お問い合わせ

fsc_office[at]aa.tufs.ac.jp(FSC事務局)あてにメールにてお問い合わせください。
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※参加自由(登録不要)、参加費無料です。