2021年度第1回フィールドサイエンス・コロキアム
「コロナ状況下のフィールドとフィールド・ワーカー」
東京外国語大学AA研フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)では、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が、各地のフィールドワークの営みに与えた影響を記録し、後世に残すことを目的に、特設サイト「Covid-19とフィールド・ワーカー」を開設しました。このサイトには、コロナ状況下の調査地に滞在する/していたフィールド・ワーカー、25名のエッセイを集め掲載しています。
本研究会は、この特設サイトの開設に合わせて、寄稿者の中から、ケニア、エピオピア、パキスタン、バングラデシュ、日本をフィールドとする研究者が、フィールドの最新の状況について報告し、パンデミック下の経験や、ポスト・コロナ状況下のフィールドワークの課題と可能性について議論します。
プログラム
日時 | 2021年9月13日(月)15:00-18:00 |
開催形態 | オンライン会議(Zoom) ※参加登録:こちらのフォームからご登録をお願いします。 9月13日(月)9:00登録締切。 その後Zoomリンクをお送りいたします。 ※参加費無料。 |
15:00-15:05 | 趣旨説明(外川 昌彦、AA研) |
15:05-15:15 | 特設サイト「Covid-19とフィールド・ワーカー」について (吉田 ゆか子、AA研) |
15:15-15:30 | 稲角 暢(学振ナイロビ研究連絡センター、在ケニア) 「コロナ時代のフィールドとのつながり方:ケニア北西部の牧畜民ポコット、および首都ナイロビの知人たちとの交流の記録」 |
15:30-15:45 | 大場 千景(アルシ大学、在エチオピア) 「Covid 19への言説と実践にみられる死生観:エチオピアのオロモ諸社会を事例として」 |
15:45-16:00 | 田中 志歩(広島大学大学院、在バングラデシュ) 「COVID19禍のバングラデシュでのフィールドワークとNGO活動ー都市・農村部を比較してー」 |
16:00-16:15 | 賀川 恵理香(京都大学大学院) 「新型コロナウイルス感染拡大下におけるフィールドワーク:パキスタン・パンジャーブ州の農村の事例」 |
16:15-16:30 | 神野 知恵(国立民族学博物館) 「伊勢大神楽とコロナ禍の日本を歩く」 |
休憩 | |
16:45-18:00 | 質疑応答 モデレーター:床呂 郁哉(AA研) コメンテーター:品川 大輔(AA研) 全体討論 |
主催 | アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC) |