第4回コロキアム「文理越境型フィールドサイエンスの可能性」

学問の専門化と細分化が極度に進みつつある現在、そうした知の分断状況を乗り越えるために学際的で分野横断的な研究の必要性もまた盛んに指摘されています。

今回のフィールドサイエンス・コロキアムでは霊長類学を出発点としながら更に人間社会や文化・言語(手話)までを研究対象としている二名のフィールドワーカーをお招きして、従来の「理系/文系」「自然科学/人文社会科学」といった二分法を乗り越えるようなフィールドサイエンスの可能性について検討します。

プログラム

日時 2008年7月10日(木) 15:00‐18:00
場所AA研マルチメディア会議室 (304号室)
15:00-16:00 黒田末壽(滋賀県立大学人間文化学部教授)
 「生態的参与観察:霊長類学と人類学を架橋する方法」【報告
16:05-17:05亀井伸孝(AA研非常勤研究員)
 「フィールドワークの効用:サルの観察から実践人類学まで」【報告
17:05-17:15休憩
17:15-18:00総合討論
司会床呂郁哉(AA研准教授)
企画アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)
共催日本学術振興会科学研究費基盤研究(A)18202028「フィールドワークの理論と
手法に関する総合調査:海外学術調査の展開をとおして」
アジア・アフリカ言語文化研究所「AA研フォーラム」

お問い合わせ

fsc_office[at]aa.tufs.ac.jp(FSC事務局)あてにメールにてお問い合わせください。
*[at]を@に変更して送信ください。

※参加自由(登録不要)、参加費無料です。