第1回コロキアム「フィールドサイエンスの手法構築に向かって
--臨地研究の実践と理論」
コロキアム初回を飾る今回お招きする松井健教授(東京大学東洋文化研究所)は、狭義の文化人類学はもとより生態人類学など自然科学系の諸分野にも通じ、沖縄からアフガニスタン、さらに最近では日本の民芸運動にいたる豊富なフィールドワークを元に、分野横断的に多くの業績を挙げられている第一線の人類学者です。また言語学の立場から中山俊秀助教授(AA研)が、言語学にとってフィールドワークが持つ意味や重要性などのテーマを含めて話題提供をおこないます。
その後、黒木英充(AA研)が歴史学ないし地域研究の立場からコメントを申し述べたあと、総合的な議論を行う予定でおります。
プログラム
日時 | 2006年12月6日(水) 15:00 - 18:00 |
場所 | AA研大会議室マルチメディアセミナー室(306号室) |
15:00-15:05 | 趣旨説明:床呂郁哉助教授(AA研) |
15:05-16:05 | 基調報告:松井健教授(東京大学東洋文化研究所) |
「人類学はフィールドサイエンスたりえるか?」【報告】 | |
16:15-16:45 | 中山俊秀助教授(AA研):言語学の立場からの報告 |
「人類学はフィールドサイエンスたりえるか?」 | |
16:45-17:00 | コメント:黒木英充教授(AA研) |
歴史学・地域研究の立場からのコメント | |
17:10-18:00 | 総合討論 |
司会 | 真島一郎教授(AA研) |
企画 | アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC) |
共催 | 日本学術振興会科学研究費基盤研究(A)18202028「フィールドワークの理論と 手法に関する総合調査:海外学術調査の展開をとおして」 |
アジア・アフリカ言語文化研究所「AA研フォーラム」 |
お問い合わせ
fsc_office[at]aa.tufs.ac.jp(FSC事務局)あてにメールにてお問い合わせください。
*[at]を@に変更して送信ください。
※参加自由(登録不要)、参加費無料です。