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情報資源利用研究センター (IRC)

連絡先 電話:042-330-5634 / email: ilcadj1[at]aa.tufs.ac.jp
[at]を@に変更して送信ください。

情報資源利用研究センター規程

情報資源利用研究センター(略称:IRC)は,アジア・アフリカの言語文化に関する情報資源の蓄積・加工・公開と,それを活用した共同研究手法の開発,国際学術交流の推進をするAA研の附置センターです。例えば,さまざまな資料のデジタル化やデータベース化を支援や公開,またその方法論の開発を行っています。

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1. 活動内容

IRCは,以下の活動方針に基づいて研究資料・共同研究成果の整備と公開をおこなっています。

(1) アジア・アフリカの言語文化に関する資料および共同研究成果の公開
AA研が所蔵・収集しているアジア・アフリカの言語データ,言語文化に関する多様な資料(パンフレット,ポスター,フィルム,8ミリ,ビデオ,録音テープ等),AA研におけるさまざまな共同研究の成果のデジタル化と公開,および外部研究者の所有するさまざまな言語文化資料の加工・公開の支援。
(2) 国際的共同研究の展開
アジア・アフリカの言語文化に関するデータベースや電子辞書,映像資料などの構築・作成,公開と共有を国際的に展開,それに対する研究支援,国際的共同研究の効率化と内容の充実。
(3) コンテンツ蓄積・交換に関する基礎理論の整備母体
通時的文字論を考慮した文字コード(符号化文字集合)論,多言語処理論,多表記系(スクリプト)の照合(collation)・整形・組版基礎理論 等の分野の理論化。多表記系(スクリプト)混在での入力方式,整形・組版結果の交換プロトコル等における仕様の洗練。画像・動画・音声抽象検索などのマルチメディア系での入力方式とインタフェースの整備。

上記の活動方針に基づいて展開している多様な活動の成果には,たとえば,電子辞書(日本語−英語−マラヤーラム語辞書,カンナダ語−英語−日本語辞書など),言語文化の多面的統合データベース(北東ユーラシア,チベットなど),画像資料のデータベース(アジア・アフリカ映像アーカイブ,オスマン古地図など)があり,それらの多くがオンライン研究資源として一般公開され,利用できるようになっています。

本研究所がおこなっている「言語研修」の教材開発の一部も本センターにておこなっています。

この他,本センターでは,これらの活動の一環として「IRCワークショップ」を開催し,活動の報告および共同研究の発展をおこなっています。

2. 設置目的および沿革

本センターは,アジア・アフリカの言語文化に関する情報資源の蓄積・加工・公開と,それを活用した共同研究手法の開発,国際学術交流の推進を目的として,1997(平成9)年度に文部省令により設置されました。2009(平成21)年度からは,さらなる研究資源構築,ならびにその共同利用に向けた国内外の研究者との連携体制を強化することを目指して、活動を展開してい ます。

3. 歴代センター長

2023(令和5)~ 現在渡辺 己
2021(令和3)~ 2022(令和4)年度髙松 洋一
2019(平成31)~ 2020(令和2)年度渡辺 己
2017(平成29)~ 2018(平成30)年度星 泉
2013(平成25)~ 2016(平成28)年度中山 俊秀
2011(平成23)~ 2012(平成24)年度永原 陽子
2009(平成21)~ 2010(平成22)年度三尾 裕子
2007(平成19)~ 2008(平成20)年度栗原 浩英
2004(平成16)~ 2006(平成18)年度峰岸 真琴
2003(平成15)年度内堀 基光
2001(平成13)~ 2002(平成14)年度町田 和彦(再任)
1999(平成11)~ 2000(平成12)年度町田 和彦
1997(平成9)~ 1998(平成10)年度池端 雪浦

4. スタッフ

荒川 慎太郎,安達 真弓,植田 尚樹,小倉 智史,児倉 徳和,澤田 英夫,髙松 洋一,山越 康裕(以上,センター員),早田 清冷(特任研究員),YI Yeong-il(特任研究員)



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