海外学術調査フォーラム
2001(平成13)年度 研究連絡会総合報告
海外学術調査総括班の主な活動のひとつである「研究連絡会」が平成13年6月12日(火)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所において開催された。
この「研究連絡会」は、科学研究費補助金基盤研究(海外学術調査)により派遣される予定の調査隊の隊長を主な参加者とし、研究調査の経験者を「情報提供者」として依頼して、地域に関する種々な問題をめぐる情報交換を行い、それを通して科研費による研究調査の円滑化をはかる、との趣旨をもったものである。
今年度は、科研費基盤研究(海外学術調査)の各研究組織の代表者にお集まりいただき、関係地域ごとに討議を進めた。地域分けは、従来の総括班の方式とは異なり、世界を6つに大区分して、その全地域について研究連絡会を開催した。これは、国際学術研究が基盤研究に統合されたのに伴い、どの地域に関しても制度についての情報提供の必要性があると判断されたからである。以下、分科会の場で話し合われた内容を3項目にまとめた。
- 当該分科会での話し合いのポイント
- 分科会での話のうち、関係者が共有すべき事柄
- 制度等の改善のために日本学術振興会(等)に要求して行くべき事柄
なお、「研究連絡会」では(地域別)分科会に分かれる前に「全体会」を行った。