海外学術調査フォーラム

Ⅴ アフリカ

当該分科会での話し合いのポイント

  • ガボンのケース:
    対象国との間で研究協力関係を結んで研究を行う予定のプロジェクトあり。
    → そのためには、学部学生を日本で学ばせるなどの交換条件あり。難しい。
    → 研究者交流:学会に呼ぶという形で交流。長期の招聘は難しい。
    → ガボンは日本に学部学生を送りたいという意志が強い。

  • エチオピアとの協力
    車を持ち込み、研究終了後にその車を受け入れ機関に提供。その条件で研究を行ない、車も関税免除となったケースあり。

  • 抗マラリア剤の研究:
    現地の薬用植物を日本に持ち帰る場合、公式には日本の輸入許可を得てから現地国の輸出許可を得る必要あり。また、植物標本を持ち帰る場合、除菌などの植物防疫の処置を空港で受けなければならないことが必要な場合が多い。

分科会での話のうち、関係者が共有すべき事柄

外国にいる研究者を現地に行かせてまた外国に帰らせるということは可能か
→ 学術振興会は「可能」と返答。

制度等の改善のために日本学術振興会(等)に要求して行くべき事柄

「フィールドワークのための海外学術調査と、実験材料や文献資料の収集のための海外学術調査の審査を何とか分けられないか?分けられないのならば、フィールドワーク系の審査員を増やして欲しい」(座長)


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