Ⅵ アメリカ大陸
当該分科会での話し合いのポイント
- 調査許可について:
調査許可の取得が必要な国と必要でない国とあり(各国の事情の違いについて情報交換)。現地のJICAとの関係が良い国はJICAに協力をお願いして各国の有力者とのコネを作ると、いろいろな場面でスムーズに行く場合が多い。
- 病気対策について:
(1) 高山病 飛行場が標高4000m強の所にある国もあるため、飛行場に到着する数時間前と、滞在中就寝前に薬を飲んで予防した方がよい。体力のあるなしに拘わらずかかる危険な病気なので、注意すべし。
(2) 毒蛇 奥地に入る場合、血清を持っていった方がいい場合もある。
(3) 風土病 刺し亀などに注意すること。
- 現地での情報収集,日本との連絡手段:
インターネットがここ数年で普及し、$30くらいのホテルであればどこでも使えるようになった。
- 学生を連れて行く時の訓練:海外調査を体験させることは学生にとってよい経験になるが、行く前に徹底させるべき注意事項がある。また、女性は危険度が高くなるため男子学生に限っている。
(1) 海外旅行保険に加入させること。
(2) テーブルマナー
(3) 防犯/「はい」の禁止、Tシャツの禁止(南米には日系人が多いため日本人と見破られないようにする)
(4) 報告義務の徹底(最近の学生は最低限のグループワークができないため)。
(5) 言語習得 最低限数字は覚える。
- 謝金:通訳、ドライバー、ポーター、調査助手などへの謝礼の各国の相場について情報交換。
- 賄賂について。
分科会での話のうち、関係者が共有すべき事柄
制度等の改善のために日本学術振興会(等)に要求して行くべき事柄
- 南米は非常に遠く、飛行時間が長い。エコノミー症候群になりかねないのでせめて年寄りにはビジネスクラスのチケットを科研費で買えるよう認めてほしい。
- 内定の時期を早めてほしい。
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