海外学術調査フォーラム
Ⅱ 東アジア
当該分科会での話し合いのポイント
課税:便宜供与があれば便利。文部科学省から外務省へ依頼を出し、そして現地の大使館が対応。免税措置をとってもらう。
宿泊料金:現行の「アジア地域」に設定された宿泊料金は中国の大都市部のホテルの相場に対応できなくなってきている。見直しが必要かもしれない。
携帯電話:危機管理ということで携帯電話を携帯したいが、科研でその費用をカバーできないものか。
分科会での話のうち、関係者が共有すべき事柄
中国の研究者を招聘する際、急ぐ場合は在北京日本大使館に直接電話すると、24時間でヴィザがおりる。顔を知ってることが重要。
空港事情:中国の場合、どの空港から入国するかということが重要。広州は物品の持込みに厳しく、しばしば法外な関税が課される。
病院事情:人口20万人以下の都市の病院は行かぬ方が賢明か。
カウンターパートとのつきあい。中国では、日本の研究プロジェクトは潤沢な資金を有しているとみなす傾向がある。特にJICAと共同プロジェクトを行った経験のある地域などは、そのような認識が一般的。こちらにはこれしか金がないということを示し、誠実に付き合うこと。自分たちはJICAとは違うということをことわること。
制度等の改善のために日本学術振興会(等)に要求して行くべき事柄
海外科研でも、以前のように、場合に応じ便宜供与が出るようにしてほしい。