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受賞

外川昌彦教授が日本フェノロサ学会「第3回日本フェノロサ学会・特別功労賞(ビゲロー賞)」を受賞しました。

外川昌彦教授の著書『岡倉天心とインド―「アジアは一つ」が生まれるまで』(慶應義塾大学出版会,2023年4月)が日本フェノロサ学会「第3回日本フェノロサ学会・特別功労賞(ビゲロー賞)」を受賞しました。本賞は,アーネスト・フェノロサの生涯と業績,ならびに岡倉天心やビゲローなどフェノロサと関連のある人物,芸術,思想,社会等,そしてフェノロサが貢献した日本近代美術と文化財保護,さらにそれらから派生する多様な領域の学際的研究に成果のあった研究,活動を顕彰することを目的としています。2024年9月21日に,早稲田大学で開催された年次大会で授賞式が行われました。
詳細はこちらをご覧ください。


星泉教授が日本翻訳家協会「第61回日本翻訳文化賞」を受賞しました。

星泉教授の翻訳書『花と夢』(ツェリン・ヤンキー著, 春秋社, 2024年)が日本翻訳家協会「第61回日本翻訳文化賞」を受賞しました。表彰式は,10月25日に学士会館にて行われる予定です。詳細はこちらをご覧ください。


家島彦一名誉教授(AA研元所員)が令和6年度外務大臣表彰を受賞されました。

家島彦一東京外国語大学名誉教授(AA研所員として1966年から2002年まで在籍)が令和6年度外務大臣表彰を受賞されました。外務大臣表彰は,国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人および団体について,その功績を称えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的に贈られる賞です。家島名誉教授は「イスラーム史を通じた学術交流の促進」の功績が称えられ,受賞されました。授賞式は8月8日,外務省飯倉別館にて行われます。
外務省からのプレスリリースはこちら


村津蘭助教が第36回日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞しました。

村津蘭助教の著書『ギニア湾の悪魔―キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』(世界思想社,2023年1月)が,第36回日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞しました。本賞は, 過去2年間にわたり,満40歳未満の正会員が発表したアフリカ地域に関する研究論文や著書の中から優れた作品を選出し,その著者を受賞者として表彰するものです。
2024年5月18日(土)大阪大学で開催された日本アフリカ学会第61回学術大会にて受賞式が行われました。
授賞理由は,日本アフリカ学会のウェブサイトをご覧ください。


村津蘭助教が第19回(公財)国際宗教研究所賞を受賞しました。

村津蘭助教の著書『ギニア湾の悪魔―キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』(世界思想社、2023年1月)が,第十九回(公財)国際宗教研究所賞を受賞しました。本賞は,今日的な問題意識に立つ宗教研究の振興と若手研究者の育成に貢献することを目的として,「現代性」「国際性」「実証性」などに優れた点を有する刊行物および博士学位論文を対象にあたえられるものです。
2024年2月17日東京大学で開催された国際宗教研究所設立70周年記念シンポジウムにて授賞式が行われました。

授賞理由は、国際宗教研究所のウェブサイトをご覧ください。


荒川慎太郎教授・大澤海斗氏・Yang Xicheng氏の制作した西夏文字フォントがタイポグラフィのコンペNY TDC 69で受賞しました。

荒川慎太郎教授の監修のもと、書体デザイナーの大澤海斗氏・英国レディング大学博士課程Yang Xicheng 氏の制作した西夏文字フォントAraTangutが、タイポグラフィのコンペNY TDC (=Type Directors Club) 69(2023年4月26日)で受賞しました。この賞は、タイポグラフィに重要な貢献をしたクリエイターに贈られる有名な賞です。


AA研フェローの海老原志穂氏が、2023年度平塚らいてう賞を受賞しました。

海老原志穂氏(AA研フェロー)が、自身の「チベット女性詩の翻訳・紹介とその発展に関する文学史的研究」の功績を評価され、2023年度平塚らいてう賞(特別)を受賞しました。授賞式は12月9日に日本女子大学にて行われました。

詳細はこちら をご覧ください。



水上遼氏(日本学術振興会特別研究員/AA研)が第45回(令和5年度)日本オリエント学会奨励賞を受賞しました。

水上遼氏(日本学術振興会/AA研)が第45回(令和5年度)日本オリエント学会奨励賞を受賞しました。この賞は、我が国のオリエント学に関する少壮学者の研究を奨励し、斯学の発展に資することを目的とするものです。水上氏が2023年3月に欧文学会誌Orient vol.58に発表した論文Interconfessional Dialogue on Faḍāʾil of the Twelve Imams: Rethinking the Confessional Boundary between Sunnism and Shiʿism in Medieval and Early Modern Islamが高く評価されたものです。授賞式は2023年10月28日に大阪大学で行われました。賞の詳細についてはこちらをご覧ください。


AA研フェローの海老原志穂氏が2023年度日本翻訳家協会賞「翻訳特別賞」を受賞しました。

海老原志穂氏(AA研フェロー)の編訳書『チベット女性詩集 現代チベットを代表する7人・27選』(段々社, 2023年度)が2023年度日本翻訳家協会賞の翻訳特別賞を受賞しました。表彰式は,10月26日に学士会館にて行われる予定です。詳細はこちらをご覧ください。


黒沼太一助教が日本西アジア考古学会 第5回川又記念 日本西アジア考古学会奨励賞を受賞

黒沼太一助教が日本西アジア考古学会 第5回川又記念 日本西アジア考古学会奨励賞を受賞しました。この賞は,原則として40歳までの日本西アジア考古学会会員を対象に,エジプトを含む西アジアと周辺地域を対象とした考古学および関連分野の研究で,受賞当該年度の『西アジア考古学』掲載論考の執筆者,日本西アジア考古学会の大会研究発表者(口頭発表・ポスター発表)の中から,優れた業績を挙げた者に対して授与されるものです。今回,同誌に掲載された論文「南東アラビア,紀元前2千年紀前半のワーディー・スーク期における墓制の地域性−墓の形態と立地からの検討−」が受賞対象となりました。受賞式は2023年6月25日,日本西アジア考古学会 第28回総会・大会(白鵬大学)にて行われました。

日本西アジア考古学会広報ページURL(Facebook)


村津蘭助教が 第18回日本文化人類学会奨励賞を受賞しました。

村津蘭助教の論文「悪魔が耳を傾ける―ベナン南部のペンテコステ・カリスマ系教会の憑依における想像と情動」( 『文化人類学』第86巻4号,2022年3月)が,第18回日本文化人類学会奨励賞 を受賞しました。
本賞は,選考年度の前年度1年間に,学会誌『文化人類学』あるいは英文誌Japanese Review of Cultural Anthropologyに掲載されたもののなかから若手の優れた研究論文に贈られるものです。
授賞式は2023年6月4日,県立広島大学で開催された第57回研究大会にて行われました。

授賞理由等詳細は日本文化人類学会のウェブサイトをご覧ください。


近藤洋平氏(前AA研特任研究員/福岡女子大学准教授)が第9回日本中東学会奨励賞を受賞しました。

2016–18年度AA研共同利用・共同研究課題(JaCMES)「中東社会における宗教宗派的・政治社会的少数派に関する研究 (jrp000227)」の成果論集として2021年に刊行されたYohei Kondo (ed.), Survival Strategies of Minorities in the Middle East: Studies on Religious and Politico-Social Minority Groups in Middle Eastern Societies (Fuchu: ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies) 収録の近藤洋平氏(前AA研特任研究員/福岡女子大学)の論文 “Survival Strategies of Religious Minority Groups in Oman” に対して,第9回日本中東学会奨励賞が授与されました。授賞式は5月13日に筑波大学で開催された日本中東学会第39回年次総会にて行われました。


占部由子氏(日本学術振興会/AA研)が2022年度日本語学会論文賞を受賞しました。

占部由子氏(日本学術振興会/AA研)の論文「琉球諸語における形容詞重複形の通方言的比較―修飾と叙述に着目して―」(『日本語の研究』第18巻1号,2022年4月)が,2022年度日本語学会論文賞を受賞しました。 日本語学会論文賞は,当該年度に刊行された学会誌『日本語の研究』の論文の中から,若手会員の傑出した研究論文を顕彰するものです。受賞理由等詳細はこちらをご覧ください。


小川絵美子氏(日本学術振興会/AA研)が第16回「未来を強くする子育てプロジェクト」スミセイ女性研究者奨励賞を受賞しました。

小川絵美子氏(日本学術振興会特別研究員RPD/AA研)が第16回「未来を強くする子育てプロジェクト」スミセイ女性研究者奨励賞を受賞しました。この賞は子育てと人文・社会科学分野の研究活動の両立に努力している女性研究者に対して授与されるものです。詳細はこちらをご覧ください。授賞式は2023年3月3日にオンラインにて開催されました。


安達真弓助教が令和4年度新村出研究奨励賞を受賞しました。

安達真弓助教(AA研)が令和4年度新村出研究奨励賞を受賞しました。

【受賞対象となった研究業績】
安達助教:本国ベトナム語の空間・談話ダイクシス研究 及び 在日ベトナム系コミュニティにおける社会言語学的研究

新村出研究奨励賞は、言語学・日本語学とその関連領域において将来性のある研究に対して贈られる賞です。贈呈式は2022年11月23日に京都ガーデンパレスにて行われます。詳細はこちらをご覧ください。


星泉教授らの研究発表がデジタルアーカイブ学会第1回DAフォーラム
「座長が推すベスト発表」の一つに選定されました。

2021年12月19日にオンラインで開催されたデジタルアーカイブ学会第1回DAフォーラムにて星泉教授(AA研所員)らの発表「チベット・ヒマラヤ牧畜農耕資源データベースの構築, フィールドデータと文献データをつなぐ」が座長が推すベスト発表の一つに選定されました。講評は「デジタルアーカイブ学会誌」6巻2号に掲載されています。


石川博樹准教授が日本ナイル・エチオピア学会第31回学術大会最優秀発表賞を受賞しました。

2022年4月16日,17日にオンラインで開催された日本ナイル・エチオピア学会第31回学術大会(主催:日本ナイル・エチオピア学会,共催:日本貿易振興機構アジア経済研究所)にて石川博樹准教授(AA研)の発表「16~19世紀エチオピア北部における副食(Side Dishes in Northern Ethiopia during the 16th and 19th Centuries)」が他の2発表とともに最優秀発表賞を受賞しました。


長縄宣博教授が日本学士院学術奨励賞を受賞しました。

長縄宣博教授(AA研所員/北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)が第18回日本学士院学術奨励賞を受賞しました。

【受賞対象となった研究業績】
長縄教授:ロシアとイスラーム世界の絡まり合いについての総合的研究

日本学士院学術奨励賞は,若手研究者を顕彰して今後の研究を奨励することを目的として,2004年に創設された,もっとも権威ある学術賞です。
授賞理由はリンク先をご覧ください。


熊倉和歌子助教(AA研所員)および長縄宣博教授(AA研所員/北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)が第18回日本学術振興会賞を受賞しました。

【受賞対象となった研究業績】
熊倉助教:中世から近世への移行期のエジプトにおける土地制度とナイル灌漑
長縄教授:ロシアとイスラーム世界の絡まり合いについての総合的研究

日本学術振興会賞は,我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるため,創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し,その研究意欲を高め,研究の発展を支援していくことを目的として日本学術振興会が創設したものです。
授賞式は,2022年2月3日(木)に日本学士院で行われる予定です。


川田順造名誉教授(AA研元所員)が2021年度文化勲章を受章されました。

川田順造東京外国語大学名誉教授(AA研所員として1976年から1997年まで在籍)が2021年度文化勲章を受章されました。文化勲章は科学技術や芸術といった文化の発展や向上にめざましい功績を挙げたことを称え,授与されるものです。
長年のご功績の賜と心からお慶び申しあげます。

本学ウェブサイトでも紹介されています。


熊倉和歌子助教が2020年度地中海学会ヘレンド賞を受賞しました。

熊倉和歌子助教(AA研所員)の著書『中世エジプトの土地制度とナイル灌漑』(東京大学出版会,2019年)に対し,地中海学会より2020年度ヘレンド賞が授与されました。 この賞は地中海文化研究に関する優れた著作・研究に授与されるものです。
※本賞受賞に関連した熊倉氏へのインタビュー記事を本学ウェブサイトにてご覧いただけます。

熊倉和歌子助教が第26回地中海学会ヘレンド賞を受賞


元AA研ジュニア・フェローの南波聖太郎氏の博士論文が第20回アジア太平洋研究賞佳作を受賞しました。

2020年10月に東京外国語大学で博士学位を取得した南波聖太郎氏(元AA研ジュニア・フェロー/現アジア経済研究所研究員)の博士論文「ラオスにおける社会主義と中立主義の相克:デタント期社会主義陣営の最辺境における解放区の多元的展開 (1945-1975)」(指導教員:栗原浩英AA研所員)が第20回アジア太平洋研究賞(井植記念賞)佳作に選ばれました。この賞はアジア太平洋地域に関する人文・社会科学領域の優れた博士論文を表彰するものです。


佐藤将氏(AA研研究機関研究員)が2021年度日本都市学会賞論文賞を受賞しました。

佐藤将氏(AA研研究機関研究員)の論文「大都市圏近郊における完結出生力の空間構造―川崎市を事例に―」が2021年度日本都市学会賞論文賞を受賞しました。この賞は2019年度に日本都市学会年報および各地域都市学会(北海道都市学会、東北都市学会、関東都市学会、中部都市学会、近畿都市学会、中四国都市学会、九州都市学会)発行の学術誌に掲載された論文のうち、39歳以下の執筆者を対象に、都市研究の進歩発展に顕著な貢献をしたものに対して贈られるものです。
授賞式は10月23日の日本都市学会第68回大会(オンライン開催)にて行われる予定です。


AA研フェローの大坪玲子氏と小田淳一氏が2020年度人工知能学会研究会優秀賞を受賞しました。

大坪玲子氏(AA研フェロー)と小田淳一氏(AA研フェロー/名誉教授)による共著論文「カート・オントロジー構築の試み」(SIG-LSE-C101-01:2021年3月20日)が人工知能学会2020年度研究会優秀賞に決定しました。
表彰式は2021年6月21日(月)に産業技術総合研究所臨海副都心センターで行われる予定です。


神田惟氏(日本学術振興会/AA研)が第27回鹿島美術財団賞を受賞しました。

神田惟氏(日本学術振興会/AA研)が論文「新出のイマーム・ムーサー・カーズィム廟寄進銘及びペルシア語詩銘入り真鍮製燭台について」によって、第27回鹿島美術財団賞を受賞しました。
この賞は優れた美術研究に対して贈られる権威ある賞です。授賞式と受賞者による研究発表は2021年5月20日(木)にオンラインで行われる予定です。


石川博樹准教授が日本ナイル・エチオピア学会第30回学術大会最優秀発表賞を受賞しました。

2021年4月17日,18日にオンラインで開催された日本ナイル・エチオピア学会第30回学術大会(主催:徳島大学)にて石川博樹准教授(AA研)の発表「16~18世紀エチオピア北部におけるテフの重要性の変化について(On the Change of Importance of Teff in Northern Ethiopia during the 16th and 18th Centuries)」が最優秀発表賞を受賞しました。


上田新也氏(AA研ジュニア・フェロー)が第18回東南アジア史学会賞を受賞しました。

上田新也氏(AA研ジュニア・フェロー)の著書『近世ベトナムの政治と社会』(大阪大学出版会,2019年)に対し,東南アジア学会より第18回東南アジア史学会賞が授与されました。(2020年12月19日授与)


後藤真実氏(日本学術振興会特別研究員/AA研)が新学術領域研究『顔・身体学の構築』第7回領域会議若手優秀発表賞・優秀賞(ポスター)を受賞しました。

新学術領域研究『顔・身体学の構築』第7回領域会議において,後藤真実氏(日本学術振興会/AA研)の発表 “Generational Changes in the Traditional Dress of Qatari Women” に対し若手優秀発表賞・優秀賞(ポスター)が授与されました。(2020年12月27日授与)


横山晶子氏(日本学術振興会特別研究員/AA研)が沖縄言語研究センター2020年度仲宗根政善記念研究奨励賞を受賞しました。

横山晶子氏(日本学術振興会特別研究員/AA研)の沖永良部島国頭方言に関する一連の研究に対し,沖縄言語研究センターより2020年度仲宗根政善記念研究奨励賞が授与されました。(2020年10月3日授与)


近藤信彰教授がThe 11th Farabi International Award for Humanities and Islamic Studiesを受賞しました。

近藤信彰教授(AA研)にイラン文部科学技術省よりthe 11th Farabi International Award for Humanities and Islamic Studies (Foreign section) が授与されました。この賞はイラン研究・イスラム研究における優れた研究業績をあげた海外研究者に授与されるものです。
授賞式は8月17日にオンラインで開催されました。

※10/13に在日本イラン大使館において、近藤信彰教授のファーラービー国際賞授賞式が開催されました [東京外国語大学]TUFS News 近藤信彰教授 ファーラービー賞受賞











熊倉和歌子助教が第10回(2020年度)地域研究コンソーシアム賞登竜賞を受賞しました。

熊倉和歌子助教(AA研)の著書『中世エジプトの土地制度とナイル灌漑』(東京大学出版会, 2019年)に対し,地域研究コンソーシアム(JCAS)より第10回(2020年度)地域研究コンソーシアム賞登竜賞が授与されました。
この賞は地域研究における若手研究者の優れた業績(書籍・論文)に対し授与されるものです。
※本書に関連する熊倉氏の研究の一端はスタッフページの研究紹介ポスターや,AA研広報誌『FIELDPLUS』22号掲載の「エジプト・ナイル流域の土地に刻まれた歴史の連続と断絶」でもご覧いただけます。



『パラウク・ワ語』(山田敦士著, 2020年, AA研/くろしお出版)をはじめとする一連の研究に対して北海道民族学会2019年度特別賞が授与されました。


山田敦士氏(日本医療大学教授, AA研共同研究員)に対し、『シリーズ記述文法2 パラウク・ワ語』(2020年, AA研/くろしお出版)を主業績の一つとした「中国雲南省のワ語を中心とするタイ文化圏の言語と民族文化の一連の調査研究」により、北海道民族学会から2019年度特別賞が授与されました。 この著書は、AA研基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」(LingDy3)の事業の一環としてAA研より刊行され、その後くろしお出版によって商業出版された「シリーズ記述文法」の第2巻にあたります。同じくAA研から2007年に刊行されたParauk Wa Folktales〈佤族(巴绕克)的民间故事〉、2009年に刊行された『スガンリの記憶―中国雲南省ワ族の口頭伝承―』も、授賞対象となった一連の研究成果にあたります。 北海道民族学会特別賞は、民族学及びその関連分野で、学術あるいは事業活動等において顕著な功績があり、現在も研究・教育・普及活動等を行っている者に対し授与されているもので、特別賞が授与されるのは2012年度創設以降2人目となります。



岩田啓介氏(日本学術振興会特別研究員/AA研)が内陸アジア史学会賞を受賞

岩田啓介氏(日本学術振興会特別研究員(PD)/AA研)が内陸アジア史学会賞を受賞しました(論文タイトル「青海モンゴル盟旗制支配をめぐる清朝の政策方針――18世紀前半の牧地の画定からみる――」『内陸アジア史研究』34号, pp73–94.)。
この賞は、『内陸アジア研究』に掲載された論文の中から、特に優れた内容の論文に対して授与されるものです。授賞式は2019年11月9日、内陸アジア史学会大会(東北大学片平キャンパス)にて行われました。


『南琉球宮古語伊良部島方言』(下地理則著, 2018年, AA研/くろしお出版)に対して第47回金田一京助博士記念賞が授与されました


下地理則氏(九州大学准教授, AA研共同研究員, 元AA研特任研究員)の『南琉球宮古語伊良部島方言』(2018年, AA研/くろしお出版)が第47回金田一京助博士記念賞を受賞しました。
この著書は、AA研基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」(LingDy3)の事業の一環としてAA研より刊行され、その後くろしお出版によって商業出版された「シリーズ記述文法」の第1巻にあたります。
金田一京助博士記念賞は、言語ならびに関連文化の科学的な研究・業績を顕彰することを目的として、金田一京助博士記念会が主催して、1973(昭和48)年から年1度授与しているものです。
LingDy3からの刊行物が同賞を受賞するのは、昨年度第46回の児倉徳和氏(AA研准教授)の『シベ語のモダリティの研究』(2018年, AA研/くろしお出版)に続き、2年連続となります。


倉部慶太助教が日本言語学会2019年度論文賞を受賞

倉部慶太助教が日本言語学会2019年度論文賞を受賞しました(論文タイトル “Deaspiration and the Laryngeal Specification of Fricatives in Jinghpaw”)。
日本言語学会ウェブサイト参照
この賞は、日本言語学会誌『言語研究』に掲載された論文の中から,特に優れた論文に対して授与されるものです。 受賞式は2019年11月17日、第159回日本言語学会大会(名古屋学院大学)にて行われる予定です。



『日本語マラヤーラム語辞典』の功績を讃え、著者が Dr. Hermann Gundert Endowment Award(ヘルマン・グンデルト博士基金賞)を受賞しました。

高島淳教授、峰岸真琴教授が中心となって編纂に関わった『日本語マラヤーラム語辞典』の功績について、2018-2019年度の Dr. Hermann Gundert Endowment Award(ヘルマン・グンデルト博士基金賞)が、著者のナンビアール氏に対してインド・ドラヴィダ言語学会より2019年6月20日に贈られました。
この賞は過去3年以内に出版された最良のドラヴィダ系言語の辞書(The Best Dictionary in Dravidian Languages)に対して贈られるもので、宣教師であるとともに優れた言語学者でありマラヤーラム語の文法と辞書で著名なヘルマン・グンデルト(ヘルマン・ヘッセの祖父でもある)の名前を冠した名誉ある賞です。『日本語マラヤーラム語辞典』は、GICAS(「AA研アジア書字コーパス拠点」2001-)において開発したインド系文字の処理技術を活用し、IRCプロジェクトによって構築した電子辞書を印刷体としてケーララ州言語研究所(State Institute of Languages)から2019年3月に刊行したものです。インド・ケーララ州の公用語であるマラヤーラム語は、第一言語話者だけで約3500万人(2011年センサスによる)を擁する大言語で、IT産業やアーユルヴェーダへの関心などからも今後一層必要性が増していく言語ですが、これまで本格的な日本語辞書は存在しませんでした。三省堂の協力による現代的な5万3千語以上の日本語見出し語と例文にマラヤーラム文字による漢字の読み仮名まで振ってあるとともに英文による簡易日本語文法も具えているこの辞書は、1500頁以上でありながらインド中央政府の補助金によってわずか1000ルピー(約1700円)という価格で提供され、ケーララの人々の日本語学習に大いに役に立つであろうことはもちろん、日本人のマラヤーラム語学習にも素晴らしい道具となるように、AA研の辞書作りのノウハウを注いで作り上げたものです。

https://www.aa-ken.jp/edic/jmd/











青井隼人特任研究員が日本言語学会第157回大会発表賞を受賞


写真提供:日本言語学会

青井隼人特任研究員が日本言語学会第157回大会(2018年度秋季、京都大学)発表賞を受賞しました(発表タイトル「北琉球沖縄語伊江方言の破裂音」)。
日本言語学会大会発表賞は、大会において優れた口頭発表・ポスター発表に対して授与されます。
受賞式は2019年6月23日、第158回日本言語学会大会(2019年度春季、一橋大学)にて行われました。



児倉徳和准教授が第46回金田一京助博士記念賞を受賞


児倉徳和准教授の著書『シベ語のモダリティの研究』(勉誠出版、2018)が、第46回金田一京助博士記念賞を受賞しました。
この賞は、言語ならびに関連文化の科学的な研究・業績を顕彰することを目的として、金田一京助博士記念会が主催して、1973(昭和48)年から年1度記念賞を授与しているものです。
記念賞贈呈式は2018年12月16日(日)に行われました。











倉部慶太助教が日本言語学会第156回大会発表賞を受賞

倉部慶太助教が日本言語学会第156回大会(2018年度春季、東京大学)発表賞を受賞しました(発表タイトル「ジンポー語における語頭鼻音の成節性」)。
日本言語学会大会発表賞は、大会において優れた口頭発表・ポスター発表に対して授与されます。 受賞式は11月18日、第157回日本言語学会大会(2018年度秋季、京都大学)にて行われました。


青井隼人特任研究員が2018年度仲宗根政善研究奨励賞を受賞

青井隼人特任研究員が2018年度仲宗根政善研究奨励賞を受賞しました。
この賞は沖縄言語研究センターが琉球語の若手研究者育成をはかるために授与しているものです。




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