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これからのイベント
タイトル欄に「公開」と記されているものは,一般公開でおこなわれます。
日時 イベントタイトル 内容 場所
2023年9月25日(月) 13:30–18:40 ~2023年9月26日(火) 10:00–16:00
国際ワークショップ「過去への窓としての食べ物:アフリカ、アジア、太平洋」 【公開】
食べ物は人間が物理的に生き延びるための方法以上のものであり,世界のあらゆる文化において不可欠な部分です。これは自然界の要素(植物,動物など)を必要とし,人間が作った道具も必要とするため,狩猟,採集,植物の育成,家畜の飼育から食品の調理や保存までの儀式や技術を伴うため,物質的および非物質的遺産の交差点に位置しています。このワークショップでは,食べ物が超学際的な研究のトピックとして,過去の社会,出身地,接触,ネットワーク,移住,そしてその進化や現在の発展について私たちが学ぶ手助けとなる方法を探求します。ワークショップの発起人は,言語学者のアミナ・メットチ(EPHE/LLACAN, パリ)とニコラス・エヴァンス(ANU, キャンベラ)です。彼らはそれぞれ,言語を通じて食の深い歴史を探求しています。メットチは,北アフリカでの食品調理の文献化(対話,技術,用具,儀式)や語彙の変動と再構築(考古学的およびDNA証拠との関連で),特に穀物ベースの食品(バジン,クスクス)や乳製品に焦点を当てて研究しています。一方,エヴァンスは,オーストラリア北部とニューギニアでの食品調理の言語を文献化する作業を通じて研究しています。
プログラムはこちら をご覧ください。
使用言語:英語
参加費:無料
事前登録が必要です。
申し込み期限:9月22日(金)
参加を希望される方は,asako[at]tufs.ac.jpまでご連絡ください。([at]を@に変えてください)
*オンライン参加の場合は、個々の発表の音声、映像、および共有スライドのみが配信されます。
共催
AA研基幹研究「アジア・アフリカの言語動態の記述と記録:アジア・アフリカに生きる人々の言語・文化への深い理解を目指して」(DDDLing),TUFSフィールドサイエンスコモンズ,オーストラリア国立大学,フランス国立科学研究センター
301,オンライン会議室
2023年9月30日(土) 10:00–19:00
共同利用・共同研究課題「パレスチナ/イスラエル紛争の変容:最終的地位と新たな課題 (jrp000282)」公開シンポジウム(2023年度第2回研究会(通算第6回目)) 【公開】
オスロ合意から30年:最終的地位の現在と新たな課題
10:00–10:10 開会の辞・鈴木啓之(AA研共同研究員・東京大学)
10:10–12:00 第一パネル:オスロ合意とは何だったのか
錦田愛子(AA研共同研究員・慶應義塾大学)
江﨑智絵(AA研共同研究員・防衛大学校)
鶴見太郎(AA研共同研究員・東京大学)
浜中新吾(AA研共同研究員・龍谷大学)
コメンテーター:立山良司(AA研共同研究員),司会:菅瀬晶子(AA研共同研究員・国立民族学博物館)
13:00–14:50 第二パネル:パレスチナ問題からの再考
今野泰三(AA研共同研究員・中京大学)
田浪亜央江(AA研共同研究員・広島市立大学)
高橋宗瑠(AA研共同研究員・大阪女学院大学)
金城美幸(AA研共同研究員・立命館大学)
コメンテーター:奈良本英佑(法政大学),司会:南部真喜子(AA研共同研究員・東京外国語大学)
15:10–16:30 第三パネル:忘却された現実
児玉恵美(AA研共同研究員・東京外国語大学)
細田和江(AA研共同研究員・東京外国語大学)
役重善洋(AA研共同研究員・同志社大学)
山本健介(AA研共同研究員・静岡県立大学)
コメンテーター:臼杵陽(AA研共同研究員・日本女子大学),司会:後藤絵美(AA研)
17:10–17:50 総合討論
17:50–18:00 閉会の辞・後藤絵美
18:30– 研究メンバー会議(事務連絡等)
使用言語:日本語
参加費:無料
事前登録が必要です。
会場で参加を希望される場合は、人数把握のためこちら から事前登録をお願いいたします。
オンライン参加(資料配付なし)の方は、こちら から申込をお願いいたします。
共催
AA研,パレスチナ/イスラエル研究会
東京大学駒場キャンパス学際交流ホール(アドミ棟),オンライン会議室
2023年9月30日(土) 13:00–17:00 ~2023年10月1日(日) 10:00–15:00
共同利用・共同研究課題「アジア文字研究基盤の構築(3)―文字研究術語集の構築― (jrp000283)」2023年度第2回研究会
9月30日
13:00 落合淳思(AA研共同研究員,立命館大学)古代中国の族徽
15:00 全員 文字研究の術語に関する討議(1)
10月1日
10:00 荒川慎太郎(AA研)西夏文字筆画の分類と呼称について
13:00 全員 文字研究の術語に関する討議(2)
司会:荒川慎太郎
使用言語:日本語
主催
AA研基幹研究「アジア・アフリカの言語動態の記述と記録:アジア・アフリカに生きる人々の言語・文化への深い理解を目指して」(DDDLing)
304
2023年10月15日(日) 10:00–16:00
共同利用・共同研究課題「「失敗」のフィールド言語学 (jrp000285)」2023年度第1回研究会
10:00–10:30 趣旨説明・メンバー紹介
10:40–11:40 山越康裕(AA研所員)「導入:諸々の失敗、そして後悔」
12:40–13:40 塩原朝子(AA研所員)「インドネシアの言語調査での様々な失敗」
14:00–15:00 黒木邦彦(AA研共同研究員, 神戸松蔭女子学院大学)「俺みたいになるな!!: デイタ管理を閒違へちゃった先生」
15:10–16:00 総合討論・次回以降の調整
使用言語:日本語
主催
AA研基幹研究「アジア・アフリカの言語動態の記述と記録:アジア・アフリカに生きる人々の言語・文化への深い理解を目指して」(DDDLing)
303,オンライン会議室
2023年10月17日(火) 17:40–19:10
コモンズカフェ/第81回 ASCセミナー 【公開】
講演タイトル:Care and Reunification in a Cape Verdean Family: Changing Articulations of Family and Legal Ties’
講演者:Heike Drotbohm(University of Mainz, Germany)
詳細は,こちら をご覧ください。
司会:椎野若菜(AA研)
使用言語:英語
参加費:無料
事前登録が必要です。(オンライン参加)
申し込み期限:10/15(日)
参加ご希望の方は,こちら から事前のご登録をお願いします。
共催
TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo),東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター,日本アフリカ学会関東支部例会
303,オンライン会議室
2023年11月4日(土) 13:00–18:30
人類学的思考の拡張のための映像編集ワークショップ 【公開】
○概要
スマートフォンやデジタルカメラが普及した昨今,フィールドにおける何気ない日常やちょっとした出来事の映像を撮影したことのある人類学者は多いだろう。しかしおそらく,そうした映像の多くは劇的な出来事が映っているわけでもない,断片的なものであり,記録以上の意味を持たずにデータとして死蔵されているだけではないだろうか。対して,例えばRobert GardnerのForest of Blissのような,ありふれた物事のみを撮影しながらも,単なる記録映像である以上に何かを訴えかけるような映像は,高度な制作技術が必要だと思われがちである。また映像には,フィールドの感覚的な経験を伝えるという意義が認められても,文字に対する補助的な位置づけしか与えられてこなかったように思われる。
こうした状況を背景に,このワークショップが目指すのは,映像編集に馴染みのない人類学者が,特別なことが映っていない映像素材から民族誌映像を作り出すとともに,その過程から文字により行われてきた人類学と接続するような主張の萌芽を見出すことである。多くのドキュメンタリー映像とは異なり,時系列や出来事の順番で映像を並べる編集を行わず,むしろ,映像素材をそれがもたらす感覚や印象,テーマによって分類したり,繋いだりすることでひとつながりの映像を作り,それにより観客に,そして自身に,文章表現にもつながる思考を喚起することが,ここでの狙いである。このワークショップには,秋田公立美術大学で人類学の思考をアートとの交点において考察・実践している津田啓仁をゲスト講師として迎え,横断的な視点で議論を広げたい。
○作品例
藤田周(撮影,編集)『通り過ぎないもの2023』
橋爪太作(撮影,編集)『土地と向き合う人々 SIDE B【試作版】』
津田啓仁(編集),藤田周(撮影)『Second Life in Peru』
○イベント詳細
コーディネーター:藤田周(東京外国語大学 TUFSフィールドサイエンスコモンズ)
ゲスト講師:津田啓仁(秋田公立美術大学)
実施方法:映像編集法についてのオンラインでの事前講習+各自での映像制作+オフラインでの検討会
-オンラインでの事前講習:2023年9月30日(土)か10月1日(日)のうち,都合がつく参加者が多い時間帯(欠席者には録画の共有も検討します)
-オフラインでの検討会:2023年11月4日(土)13:00~18:30(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 コモンズラボ(405室))
必要なもの:ノートパソコン(性能はYouTubeなどが見られるものであれば十分です。また,映像編集には無料のアプリを使います)
使用言語:日本語
参加資格:長期フィールドワークを実施し,映像を撮影した人(映像素材の合計は30分以上を目安とします)
参加定員:6人(応募多数の場合は先着順といたします)
参加費:無料
事前登録が必要です。
参加ご希望の方は,こちら から事前のご登録をお願いします。
お問い合わせ先:tufisco-office[at]tufs.ac.jp (TUFiSCo事務局。[at]を@に変えてください)
主催
東京外国語大学 TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)
405
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