トルコ独立期国民擁護団作製アナトリア地図


年代 1921/22, 1922/23, 1927年
サイズ 86.0×205.0(cm)
縮尺 100万分の1
言語 オスマン語
作製者
概要 オスマン帝国末期のトルコ独立戦争から独立直後の時期にかけてのアナトリア地域の100万分の1詳細図/個人蔵

独立直後のトルコ共和国では、1928年にアラビア文字廃止・ラテン文字導入が決定されたが、その直前の緊張をはらんだ動乱期のオスマン語地図。8枚の地図が合わせて作られている。上側4枚は、左から「イスタンブル」「アンカラ」「トラブゾン」「ヴァン」という見出しが上部余白についている。下側4枚には貼り合わせのため上部余白がないため見出しは不明。その代わりに下部余白の説明文から、少なくとも1921/22年、22/23年、27年という時間幅のある印刷だったことがわかる。

右下:ヒジュラ暦1340年(1921/22年)、国民擁護団地図局イスタンブル印刷所にて印刷。100万分の1地図。

中央2枚:1927年、国民擁護団地図総局印刷所にて印刷。40万分の1地図をもとにした100万分の1地図。

左下:ヒジュラ暦1341年(1922/23年)、国民擁護団地図総局イスタンブル印刷所にて印刷。20万分の1地図をもとにした100万分の1地図。

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