OrganizationAA研の利用方法

AA研の利用方法

AA研を活用しよう!

AA研は「共同利用・共同研究拠点」として,日本全国の大学院生・研究者の方々,研究者を目指す方々,そして海外の研究者の方々に,さまざまな形で利用していただける開かれた研究機関です。
以下に主な「利用方法」をまとめてあります。詳しくはそれぞれのリンク先をご覧ください。

施設・リソースの利用

文献資料室

文献資料室では,AA研の所蔵する資料のうち,貴重書,辞書・辞典・目録等の参考図書,大型本,叢書,マイクロフィルム類,雑誌等を閲覧できます。

詳細は[文献資料室]をご覧ください。

音声学実験室

AA研の音声学実験室は,言語音の基礎研究に関する分析や実験を行うための施設です。

音声学実験室に備えられた音声・言語ライブラリには,所員をはじめとする研究者がフィールド調査を通じて収集してきた言語音・民話・民族音楽など貴重な録音資料が保管されています。これらフィールド調査の成果である録音ディスク・テープの一部および世界諸言語の録音ディスク・テープは,借り出すことができます。実験室にある分析機器・録音機器・メディア変換用機器などのハードウェアとソフトウェアには使用説明書が備えられ,利用者の便を図っています。

音声学実験室内には,防音スタジオが用意されています。スタジオに備えつけられた高性能のソリッドステートデジタル録音機を使用して,話者の発話サンプルの高品位な録音を行い,実験室の機器を用いてそれを分析することができます。

研究支援設備

共同利用・共同研究拠点としてのAA研では,研究のためにさまざまな機器と設備が準備されています。

文献資料室や音声学実験室・録音室の他に,情報資源利用研究センターには,以下のような機器があります。
・大型サイズのスキャナーとプリンター。大きなサイズの地図のスキャニングやポスターの印刷が可能です。
・各種映像・音声再生機器。LD,VHSなどからDVDへの変換なども行えます。
・画像・映像編集ソフトがインストールされた高性能PC。
・写真・動画の撮影機材。
・マイクロフィルムリーダー

これらの機器はAA研内外の研究者が,特に共同研究を推進するため,あるいは成果を取りまとめるために利用できます。
本研究所外の研究者の方でご利用されたい方は,情報資源利用研究センターまでお問い合わせください。

情報資源利用研究センター(IRC)のサイトへ

オンラインリソースポータル

オンラインリソースポータルでは,本研究所の研究成果として公開された,オンラインリソースを広く紹介しています。
オンラインリソースにはアジア・アフリカの言語の辞書・語彙集・音声付きテキストなどの言語資料や,貴重書のデジタル化資料,研究者が収集した写真資料などが含まれます。

オンラインリソースポータルのサイトへ

共同研究への参画・受入

フェロー/ジュニア・フェローの受入

フェロー

AA研では,専任所員と共同研究に従事することを目的に学外から研究者を受け入れています。
サバティカルあるいはそれに準ずる制度を利用して本務校を一定期間離れることができる時に,AA研を研究基盤として共同研究を推進することができます。

詳細は[スタッフ:フェロー]をご覧ください。

ジュニア・フェロー

AA研では,設置趣旨に基づき後継者養成を図るため,専任所員の支援のもとに共同研究活動に参画する博士後期課程修了以上の若手研究者を受け入れています。
一定期間本研究所に籍をおき,専任教員の指導の下,研究活動を推進することができます。

詳細は[スタッフ:ジュニア・フェロー]をご覧ください。

日本学術振興会特別研究員の受入

AA研では,次世代研究者養成の一環として,「日本学術振興会特別研究員」を受け入れています。
AA研をベースに日本学術振興会特別研究員としての研究活動を展開することができます。
受け入れに際しては,専任所員を通じてご相談ください。

詳細は[日本学術振興会:特別研究員制度]をご覧ください。

大学院生の受入

AA研は言語学・人類学・歴史学の各分野に多くのスタッフを擁しています。専任教員のうち助教を除いた教授・准教授全員が,東京外国語大学大学院総合国際学研究科における教育活動に参画しています。
主としてアジア・アフリカ地域を研究対象とした,言語学,人類学,歴史学などを専門分野とする博士後期課程の学生を受け入れ,指導を行なっています。さらに,博士前期課程の教育活動にも一部所員が参画しています。

詳細は[大学院生の受入]をご覧ください。

共同利用・共同研究課題

共同利用・共同研究拠点である本研究所にとって,所員が所外の研究者と共同で推進する共同利用・共同研究課題は,最も重要な研究事業のひとつです。

詳細は[共同利用・共同研究課題]をご覧ください。

研究成果の公刊

本研究所ではアジア・アフリカ地域を研究対象とした人文科学の成果を,査読を経て公刊しています。原稿はそれぞれ以下で募集しています。
アジア・アフリカ言語文化研究』(定期刊行物) 
『アジア・アフリカの言語と言語学』(定期刊行物)  
NUSA: Linguistic studies of languages in and around Indonesia(定期刊行物)
・アジア・アフリカ基礎語彙集(書籍)
基礎的な語彙集から本格的な辞書,文法記述,テキスト集に至るまで,多岐にわたる言語調査の成果を査読を経て出版しています。原稿は随時募集しています。投稿は募集要項(PDF)をご確認の上お願いいたします。なお,投稿に関するお問い合わせや投稿は、本研究所の専任教員を通じておこなってください。