- 日時
- 2025年09月20日(土) 08:00-12:00
- 場所
- オンライン会議室
「中国古代簡牘の横断領域的研究(5)―歴史情報学活⽤による総合的⽂書簡牘学の確⽴を⽬指して―」2025年度第10回研究会
ID: jrp000291
キーワード簡牘; 木簡; 行政文書; 歴史情報学; 機械可読性
本研究課題は,歴史情報学を活用して,簡牘研究の進化を目指すものである。従来の簡牘研究は,秦漢史と魏晋史とに分かれて進められてきたが,中国古代国家が簡牘(木や竹の札)を行政の主たる書写材料として使っていた「簡牘時代」は,戦国時代(紀元前403~221)から晋代(紀元後265~316/317~419)まで続き,少なくとも秦代以降は,文書簡牘の出土が比較的均等な分布を示す。総数20万点を超える文書簡牘を本当の意味で「総合的に」研究するために,情報学活用法を探索する。
代表者 : 陶安 あんど
副代表者 : 髙松 洋一
共同研究員 : 青木 俊介, 飯田 祥子, 鈴木 直美, 角谷 常子, 松島 隆真, 目黒 杏子, 籾山 明, 鷲尾 祐子, 渡邉 英幸, 片野 竜太郞