- 言語学
- 共同利用・共同研究課題
- 一般型
ナラティブをめぐる形態統語論
ID: jrp000276

本課題ではアジア・アフリカの少数言語や日本語やドイツ語など多様な言語を対象として「ナラティブ」にみられる形態統語論的特徴の解明を試みる。ナラティブは、典型的には「発話場面と時空間的に離れたところに位置付けられた、時系列的に並んだイベント」を表す発話のジャンルである。本課題では共通のタスクにより収集されたナラティブと会話データを含む「パララックス・コーパス」を研究の共通の基盤としつつ、自然発話のデータも分析することにより、個別言語にみられるナラティブ固有の形態統語論的特徴を探り、さらにはその通言語的類型化を試みる。また、ナラティブのテキストコーパスを構築するためのよりよい規格についても議論を行う。
- 実施期間
- 2022年04月01日~2025年03月31日
- メンバー
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代表者 : 塩原 朝子
副代表者 : 倉部 慶太
所員 : 渡辺 己, 児倉 徳和
共同研究員 : 大野 仁美, 稲垣 和也, 木本 幸憲, 遠藤 智子, 熊切 拓, 中川 奈津子, 成田 節, 野元 裕樹, EVANS Nicholas, BARTH Danielle, SCHNELL Stefan