今月の一枚 2023年9月:ミャンマー北部カチン地域の納豆
2023.09.01
こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
(写真の著作権は撮影者にあります。無断・無許可でのご使用は固くお断りします。)

「ナットウの大三角形」として知られるとおり,納豆は日本だけではなく,東南アジアの一部にも分布している。ミャンマーの納豆は,油で揚げたものからセンベイ状に乾燥させたものまで多様である。特にミャンマー北部のカチン地域の納豆は,日本の納豆と同じく,無加工で糸を引く粒状の状態で食べられることが多い。このカチンの納豆は,トマト,ショウガ,唐辛子,パクチーやミントなどと和えて食される。市場では,緑の葉に包まれた形で売られている。
2019年2月
ミャンマーカチン州ミッチーナー市
倉部 慶太 撮影