今月の一枚 2025年9月:チェッター=モヒンガー
2025.09.01
こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
(写真の著作権は撮影者にあります。無断・無許可でのご使用は固くお断りします。)

ビルマの軽食の代名詞と言ってよいモヒンガーには、地域的なバリエーションが豊富らしい。多くのモヒンガーが魚を煮込んだ汁を使う中、上ビルマのいくつかの街で食することのできるモヒンガーは、魚の他に鶏肉も使う。 これが「チェッター(鶏肉)=モヒンガー」あるいは「チェッ(鶏)=モヒンガー」という名前の由来になっている。
写真は仏教遺跡バガンに向かう途中で立ち寄ったチャウッパダウンという町の軽食店で注文したチェッター=モヒンガーである。コリアンダーが半端でない量トッピングされているのもここの特徴であろうか。薬味の奥には、チャウッパダウンのもう一つの名産であるひよこ豆のせんべいも見える。 (澤田 英夫)
2013年12月31日
ミャンマー、マンダレー管区チャウッパダウン
岡野 賢二 撮影 / 澤田 英夫 キャプション