YI Yeong-ilい よんいる

- 研究キーワード
- 朝鮮語; コーパス言語学; 人文情報学
字幕データを活用したコーパスを構築して朝鮮語の研究をしています
これまで朝鮮語研究は,母語話者の内省に基づく分析に並行して,豊富な資料や多様な手法が取り入れられて発展してきました。近年は大規模なコーパス開発も活発で,用例ベースの研究も多くの蓄積があります。とりわけ書き言葉コーパスは規模もタグ付けも充実しており,私自身も言語研究に利用してきました。しかしながら書き言葉に比較すると話し言葉の言語資料はまだ制約が少なくないのが実情です。そこで韓国で放送されたマルチメディアデータを解析し,抽出した字幕データを活用して独自の大規模話し言葉コーパスを構築中です。幅広いジャンルの言語使用を対象にしながらも,既存のコーパスに比べて容易に規模を拡張できる点が特徴です。現在は大量に収集した用例の計量分析を通して,特に現代朝鮮語の否定表現に焦点を当てつつ朝鮮語文法の研究を進めております。