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イスラーム考古学の新地平:エチオピア南東部の中世イスラーム遺跡群の最新研究

日時
2026年01月31日(土) 14:00-16:00
場所
オンライン会議室/301 : AA研 セミナー室
開催形態
ハイブリッド
使用言語
日本語

エチオピアにおいてイスラームはアデン湾に面する諸港とエチオピア中央部を結ぶ交易路沿いに広まった。2023年8月に、考古学者の遠藤仁(AA研)と文化人類学者の大場千景(エチオピア・アルシ大学)が、エチオピア南東部のオロミア州西ハラルゲ県のサカテにおいて、19世紀以前のサハラ以南アフリカのものとしては有数の規模のモスクを中心とする遺跡を発見した。この遺跡は上述の交易路からは大きく外れた位置にあり、これまで学術的調査・研究は行われていない。遠藤と大場は2025年9月から10月にかけてエチオピア南東部でイスラーム期の遺跡調査を実施した。今回の報告会では、歴史学者の石川博樹(AA研)がエチオピア南東部イスラーム史の概略を解説した後、遠藤がサカテ遺跡の再調査で得られた成果、およびシェベレ川流域における遺跡踏査で発見した複数のモスク遺構について報告する。

お申込み

  • 事前申込:必要
    申込期限:2026年1月30日(金)正午
    参加登録フォームURL:https://x.gd/Qwpzi

プログラム

2026/01/31
 14:00 - 14:05開会の辞石川博樹 (AA研)
 14:05 - 14:25エチオピア南東部イスラーム概史:居住集団の変化に着目して石川博樹 (AA研)
 14:25 - 15:15エチオピア南東部の中世イスラーム遺跡群の踏査報告(2025年)遠藤仁 (AA研)
 15:15 - 15:25休憩
 15:25 - 15:55質疑応答
 15:55 - 16:00閉会の辞石川博樹 (AA研)

このイベントに関するお問合せ

  • ishikawa[at]aa.tufs.ac.jp

備考

参加費無料