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公開シンポジウム「死する身体/不在の身体」

日時
2025年08月10日(日) 14:00-18:00
場所
大阪大学中之島芸術センター
開催形態
対面
使用言語
日本語

本シンポジウムは、本年度から開始した学術変革領域研究(A)(2025年~2029年度)と中之島芸術センターの共催で「死とアート」をテーマとして、生きる「現実」を死という断絶面から照射することによって、これまでの生の現実のとらえ方を深化させることを目指す。目に見え経験される現実において、生の潜在性の現れを捉えることであるともいえる。生の潜在性の現われとは、例えば、死に直面することによって逆説的に「こうありえたかもしれない」という別様の生のあり方を想起する可能性、あるいは、未来への予期や過去の出来事/記憶とが相互に浸透するような局面を指す。  本企画では、日本画家の中村恭子の絵の展示と、3人の話者のトーク、2人のコメントを往還しつつ「死する身体/不在の身体」をめぐって新たな現実に触れる機会としたい。


プログラム

2025/08/10
 14:00 - 14:10趣旨説明河合文 (AA研)
 14:10 - 14:40不在の物象化:書き割り風景としての肉中村 恭子 (大阪大学)
 14:40 - 15:00コメント1田中 みわ子 (東日本国際大学)
 15:00 - 15:40休憩・展示鑑賞
 15:40 - 16:10不在の身体の痕跡西井 凉子 (AA研)
 16:10 - 16:40死を生きる創造的生郡司ペギオ幸夫 (早稲田大学)
 16:40 - 17:00コメント2丹羽 朋子 (国際ファッション専門職大学)
 17:00 - 17:15質疑応答
 17:15 - 18:00展示会場での質疑応答

このイベントに関するお問合せ

  • kaoshintai.aa[at]tufs.ac.jp