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アフリカのスラムの事例から、大学生が 「レジリエント・ライフ」を考える

日時
2025年11月22日(土) 14:00-16:30
場所
303 : AA研 大会議室
開催形態
対面
使用言語
日本語

 ケニアの首都・ナイロビにムクルと呼ばれるスラム地域がある。調査者として、また支援者として長年かかわってきた建築学者・井本佐保里のフィールドに、社会人類学者・椎野若菜、メディア・アートの野口靖、また政治社会学者のキティンジ・キニュアがプロジェクトチームを組み、共同調査者として2024年3月に訪れた。事前通告なしに強制撤去を経験した人びとが、もともとどのようにこのスラムに来て、また撤去後に再び帰還したあと、どのように住処の再建を行い暮らしているのか。2025年11月20日~12月7日に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で開催する展示「レジリエント・ライフ」は、その共同研究の成果のひとつの表現である。  プロジェクトチームが持ち帰った人びとのインタビュー映像、人びとの住まいや学校等の写真、また人びとの生活の場から頂いたモノから、学生たちは何を感じ考えたのか。日本で開催する本展の来場者に何を伝え、共に考えたいか。東京外国語大学と、上智大学の学生たちが登壇します。


プログラム

2025/11/22
 14:00 - 14:10イントロダクション椎野若菜 (AA研)
 14:10 - 14:25政治×社会的弱者×スラム谷口史恩 (東京外国語大学), 櫻井みさき ( 東京外国語大学), 石津紡 ( 東京外国語大学), 明田華 ( 東京外国語大学), ほか
 14:30 - 14:45若者とドラッグ菊地円華 (東京外国語大学), 篠原まりか ( 東京外国語大学), ほか
 14:50 - 15:05スラムという空間で生じていること横部里花 (東京外国語大学), 宮田愛美 ( 東京外国語大学), 藤田真凪 ( 東京外国語大学), 松浦新太 ( 東京外国語大学), 矢野貴福 ( 東京外国語大学), 伊藤蓮 ( 東京外国語大学), 大矢弦 ( 東京外国語大学)
 15:10 - 15:25ムクル・スラムからみるアフリカの家族洪成楸 (東京外国語大学), 斎藤陽向 ( 東京外国語大学), ほか
 15:30 - 15:45人びとと政治久保ジャネット珠希 (上智大学), ほか
 15:50 - 16:05スラムで生きる「若者」とその家族:データとリアル中井 美暉 (上智大学), 梅本 笑里 ( 上智大学)
 16:10 - 16:30ディスカッションキティンジ・キニュア (東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター)

このイベントに関するお問合せ

  • wakana[at]aa.tufs.ac.jp

備考

以下のポスター展示も行います。
「スラムの教育:キベラを事例に」
寺島 若葉 
打越 亜衣 
藤沢菜那