海外学術調査フォーラム
2005(平成17)年度 海外学術調査総括班フォーラム総合報告
平成17年(2005年)6月24日(金)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)において、海外学術調査総括班フォーラムが開催されました。(今年度より、「研究連絡会」から「フォーラム」へ名称が改められました。)この「フォーラム」は、海外学術調査に関わる研究者間での情報交換および学術的なフィールド科学の構築を目的としています。
今回は、午前10時より連続ワークショップを行い、昼食休憩の後、全体会議と地域別分科会を行ないました。本年度も科研費基盤研究(海外学術調査)の所掌機関である日本学術振興会の担当の方をお招きし、科学研究費の執行に関しての説明をお願いし、参加者をまじえての質疑応答が行なわれました。
地域別分科会は、世界を6つに大区分し、今年度それぞれの地域に研究調査にでかける海外学術調査の各研究組織の代表者(代理も含む)に集まって頂き、関係地域ごとに調査実施にかかわる問題点を中心に討議を進めました。
午後5時30分より、東京外国語大学生協ホールに場所を移し、レセプション(情報交換会)が開催されました。
2005(平成17)年度 海外学術調査総括班フォーラムプログラム
10:00~12:30 連続ワークショップ 『フィールドサイエンスと超域的ネットワーク』
[於 AA研3階大会議室(303室)]
第一回 『海外学術調査と研究ネットワーク』
司会 眞島 一郎 (AA研助教授)
挨拶 内堀 基光 (AA研教授)
講演1 | 佐藤 洋一郎(総合地球環境学研究所所長) 「海外調査は人次第-よいカウンターパートは巨額研究費にも勝る- 」 【要旨】 ![]() |
講演2 | 石井 溥(AA研教授) 「海外学術と総括班-時間、理論構築、ネットワーク」 【要旨(PDF)】 ![]() |