▼特別開催のお知らせ
ご好評におこたえして「スタジオ・フォトグラフィ・アズ・ア・ドリームマシン」展を
第88回「外語祭」(2010年11月19日~11月23日)にあわせて、期間限定で
特別開催することにいたしました。多くの方々のご来場をお待ちしております。
なお本展は「国立大学フェスタ2010」の一環として開催します。



▼会期終了のお知らせ
「スタジオ・フォトグラフィ・アズ・ア・ドリームマシン」展は、
7月31日をもちまして終了いたしました。
ご来場まことにありがとうございました。



▼講演会レポート
 2010年7月4日、本展の関連企画として、ハイケ・ベーラント教授に「アフリカ研究メディアとしての写真」というタイトルで講演していただきました。講演会には、写真家やアフリカ文化に関心のある方をはじめ、東京外国語大学や都内の大学の研究者・大学院生・大学生の方々が出席されました。遠方からは京都からの参加もありました。  ベーラント教授は、ヨーロッパ人がアフリカ人を「測定」していた時代の写真から、インド人によるスタジオ写真、そしてケニアの人びと自身によるスタジオの設営と彼ら自 身のための写真への移り変わりを、本展で展示されなかった写真も用いながら解説されました。さらに教授は、B・マリノフスキーのフィールドワークにおける写真が物語るフィールドの様子や、M・ミードとG・ベイトソンによる写真撮影とフィールドワークのあり方、そして、それらの公表の仕方などを事例として人類学研究と写真との関係を論じられ、話は「写真というメディアの特質」といったテーマにまで及びました。  講演後、フロアから鋭いコメントや質問が数多く寄せられ、活気ある講演会となりました。

▼展示風景2

※photo by Koji Okuma

▼講演会
[日時] 2010年7月4日(日) 11:00-13:00
[場所] アジア・アフリカ言語文化研究所
    3階マルチメディア会議室(304)
 本展の企画者であるハイケ・ベーラント教授をお招きして、アフリカ研究と写真というメディアとの関係について、ケニアを事例として講演していただきます。

▼展示風景1

※photo by Koji Okuma

▼ギャラリーツアー
○ [日時] 2010年6月26日(土) 12:40~13:00
[場所] アジア・アフリカ言語文化研究所
   1階資料展示室
 本展の企画者であるハイケ・ベーラント教授が、展示写真および特設スタジオについて解説します。