AA研トップ > スタッフ > 特任研究員・研究機関研究員 > 古本 真
文字の大きさ : [大きく] [標準] [小さく]

古本 真

特任研究員

東京外国語大学
アジア・アフリカ言語文化研究所
〒183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1

Email: m.furumoto[at]tufs.ac.jp

個人ウェブサイト: https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/col_author/makoto

研究テーマ:言語学、スワヒリ語、方言、ザンジバル、談話収集


ザンジバルでスワヒリ語諸方言の記述研究をしています

私はタンザニアのザンジバルという島嶼部でスワヒリ語の方言の記述研究をしています。アフリカでなにかフィールドワークがしたい、という曖昧かつ不純な動機でザンジバルに足を踏み入れましたが、日本で学んだものとはまるで異なるスワヒリ語を話す人々に出会ってからは、彼らの話す言葉をなんとか理解したいという気持ちで研究に取り組んでいます。
方言というと標準語ととても似ているように思われるかもしれません。確かに私が研究対象としているスワヒリ語の方言も標準語と似た特徴もたくさんもっています。しかし一方で、街から来たお医者さんが「ここの言葉は全然わからないねえ」という程度には違いがあったりもします。
例えば、動詞の活用形はその形だけでなく、その活用によって何が表されるかも方言間で異なります。従来の記述研究では、こうした意味的な違いはあまり重視されてきませんでした。私はそれぞれの方言の「形」だけではなく「意味」的な特徴も記述することで、それぞれの方言がもつ独自の体系性を明らかにしようとしています。

最近取り組んでいること:

フィールドでは、用意してきた質問を話者にたずねるだけでなく、おしゃべり(談話)の収集もやっています。おしゃべりのネタは、口伝えで語りつがれている民話や、フィールドの人達の生活、風習にまつわるものです。こうした調査は、言語記述に資するデータを集めることを目的として始めましたが、最近では、集めたデータを他分野の研究に役立てることができないかとか、いかに地元の人に還元すべきかといったことも考えています。


研究プロジェクト:


特任研究員・研究機関研究員ページに戻る


Copyright © 2010 Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa. All Rights Reserved.