教授,博士(文学)
東京外国語大学
アジア・アフリカ言語文化研究所
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
Email: nodajin[at]aa.tufs.ac.jp
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研究テーマ:中央アジア史,露清関係史
これまでは,おもに19世紀半ばまでのロシア・中国・カザフの3者間の関係の変化を分析してきました。今後はそれを踏まえて,民族意識や国境に対する概念がより鮮明に浮かびあがる近代中央アジアに焦点を当てて,その後20世紀初頭までに露清両国間で行われた国境画定と,諸民族集団(カザフ,ウイグル,クルグズ,回民など)の帰属を手がかりにして,中央アジアにとっての近代を描いてみたいと考えています。その中で私が注目しているのは,慣習法,イスラーム法,帝国法などさまざまな法体系とかかわりを持つ,国境を越えた紛争解決のしくみです。
カザフだけにこだわらず中央アジアの歴史を長期的に(とくにモンゴル帝国以降近現代まで)振り返ってみたいと考えています。
研究紹介:(画像をクリックすると全体が見られます)
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研究プロジェクト:
関連サイト:
野田仁・小松久男(編著) 『近代中央ユーラシアの眺望』(2019年10月10日, 山川出版社)
書籍情報
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