『FIELDPLUS』(フィールドプラス)
本誌は29号(2023年1月刊行)をもって休刊となりました。
「休刊によせて」(所長からのごあいさつ)
創刊号表紙
AA研では2009(平成21)年1月より,一般向けの雑誌『FIELDPLUS』(フィールドプラス)を刊行しています。本誌は多様な研究分野の垣根を超えて,世界各地でフィールド調査する研究者たちの取り組みや経験を紹介する雑誌です。年2回(1月・7月)刊行,高校生以上の若い世代をふくむ多くの読者を対象として,豊富なカラー写真や図版を使いながら,フィールド研究の面白さを伝えていきます。
「no. 3」から,東京外国語大学出版会を通じて市販しています(476円+税)。お近くの書店にてご注文いただくか,ネット書店にてお求めください。また本誌掲載記事のPDF版がウェブサイトからダウンロードできます(最新号と一部の記事を除く)。こちらもぜひご利用ください。詳しくはバックナンバーのページをご覧ください。
Field+ no.29(2023年1月20日刊行)
2023 01 no.29
Contents
巻頭特集 コロナ状況下のアジアで舞う・奏でる・演じる
責任編集:吉田 ゆか子
- コロナ状況下の台湾の芸能と防疫――「密」を取り戻すために --長嶺亮子
- インド芸能をめぐるコミュニケーションの変容――コロナ状況下のシンガポールを事例に --竹村嘉晃
- 学びの場における音楽活動――「密」をさける難しさをどう乗り越えるか --小塩さとみ
- コロナ状況下の日本で伊勢大神楽を撮る --神野知恵
あの時、あの瞬間
- ベトナムの地で味わった幻滅と違和感と --栗原浩英
フィールドで見つけました 「家」
- ヌーサと暮らした家 --太田(塚田)絵里奈
- ザンジバルの「家の言葉」 --古本 真
- 相撲部屋の生活と環境 --松山 啓
フィールドノート
- 銃・馬具・天然塩――モンゴル語由来の借用語からみえてくる東北チベットにおける文化接触 --海老原志穂
私のフィールドワーク
- 現地の「ありきたり」をみつめる――民族誌調査と平和研究のつなげ方 --藤井真一
Field+MOLD
フィールドワーカーのよりみちスポット
- ラオスの古寺・シームアン寺院――ラオスの歴史に何があるというのですか?
--南波聖太郎
Profile
- 海老原志穂(えびはら しほ)日本学術振興会特別研究員RPD (AA研),AA研共同研究員
- 太田(塚田)絵里奈(おおた(つかだ)えりな)AA研特任助教
- 小塩さとみ(おしお さとみ)宮城教育大学,AA研共同研究員
- 神野知恵(かみの ちえ)国立民族学博物館人文知コミュニケーター・特任助教,AA研共同研究員
- 栗原浩英(くりはら ひろひで)AA研
- 竹村嘉晃(たけむら よしあき)人間文化研究機構人間文化創発センター研究員,国立民族学博物館グローバル地域研究プログラム総括班事務局特任助教,AA研共同研究員
- 長嶺亮子(ながみね りょうこ)沖縄県立芸術大学芸術文化研究所共同研究員,AA研共同研究員
- 南波聖太郎(なんば せいたろう)日本貿易振興機構アジア経済研究所
- 藤井真一(ふじい しんいち)国立民族学博物館外来研究員
- 古本 真(ふるもと まこと)AA研ジュニア・フェロー,AA研共同研究員
- 本田直美(ほんだ なおみ)AA研研究機関研究員
- 松山 啓(まつやま けい)AA研ジュニア・フェロー
- 吉田ゆか子(よしだ ゆかこ)AA研
(注)所属等は刊行時のものです。