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期間:2024-2026年度
アジア協会設立(1784年)前後のカルカッタでは,イギリス人など西洋人の植民地官僚・東洋学者と,現地の知的選良との交流が活発化し,のちの東洋学における「インド観」を形作るような言説が生み出されていった。本研究課題では,当時のカルカッタにおける西洋人と現地人の知的交流の実相を,彼らが残した記録からたどり,現在にまで影響を及ぼすような「インド観」がどのように形作られていったのかを明らかにすることを目指す。
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