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AA研共同利用・共同研究課題

近代中央ユーラシアにおける歴史叙述と過去の参照 (jrp000253)

近代中央ユーラシアにおける歴史叙述と過去の参照

中国新疆在住のタタール人イマーム、クルバンガリーによる史書『東方五史』(1910年、ロシア帝国カザン)

キーワード

  • 歴史書
  • 民族形成
  • 近代

関連地域

  • 中央ユーラシア
  • 新疆
  • シベリア

ウェブサイト

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プロジェクトの概要

期間:2019-2021年度

本研究は、19世紀後半から20世紀初頭を中心とする中央ユーラシアの歴史叙述の中でいかに過去の歴史を参照していたのかを分析することを課題とする。近代の民族意識の形成期において、過去の事象をどのように「自ら」の歴史に接続させたかという問題を中心に、各集団の歴史の描き方、またそれが汎テュルク主義に代表される超民族的な思想・連帯の動きとどのような関係性にあったのかを明らかにしたい。

研究代表者 野田仁(AA研准教授)

メンバー

研究代表者

  • 野田仁(AA研)

AA研所員

  • 近藤信彰

共同研究員

  • 秋山徹
  • 磯貝真澄
  • 小沼孝博
  • 小野亮介
  • 木村暁
  • 塩谷哲史
  • 長縄宣博
  • 長沼秀幸
  • 長峰博之
  • Brophy, David

研究成果

研究会

2021年度第2回研究会(通算第7回目) 報告書(和文)

  • 日時:2022年2月8日(火)15:00–17:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 使用言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 事前申し込みが必要です。Zoonによるオンライン開催のため,こちらのリンクから事前のご登録をお願いします。
  • 1.小沼孝博(AA研共同研究員,東北学院大学)
    「ムッラー・ムーサー・サイラーミーの史的探求:『ハミード史』序論の検討から」
    2. 全員
    討論

2021年度第1回研究会(通算第6回目) 報告書(和文)

  • 日時:2021年6月13日(日)14:00–17:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 使用言語:日本語
  • 1. 近藤信彰(AA研所員)
    「近代イランにおけるテュルク的過去の参照」
    2. 小野亮介(AA研共同研究員,早稲田大学)
    「ゼキ・ヴェリディ・トガンの著作における過去の参照とその批判:1930年代から1940年代初頭を中心に」
    3. 全員
    討論

2020年度第2回研究会(通算第5回目) 報告書(和文)

  • 日時:2021年1月10日(日)14:00–17:00
  • 場所:オンライン会議室
  • 使用言語:日本語
  • 1. 長峰博之(AA研共同研究員, 小山高専)
    「後期ジョチ朝史料は何を参照し、いかにジョチ朝再編を認識したのか?」
    2. 全員
    討論
    3. 全員
    研究打ち合わせ(共同研究メンバーのみ/非公開)

International Workshop “The revolt of 1916 in Central Asia and refugees into Xinjiang: Reconsideration from the cross border perspective”/ 2020年度第1回研究会(通算第4回目) 報告書(和文)

  • 日時:2020年7月26日(日)14:00–17:00
  • 場所:Zoomによるオンライン会議室
  • 使用言語:英語
  • 事前申し込みが必要です。
  • 共催:AA研,早稲田大学高等研究所,中央ユーラシア研究会
  • 野田仁(AA研所員)
    趣旨説明
    野田仁(AA研所員)
    “How did the foreign affairs affect the migrations into Xinjiang? Focusing on the Dungan and Kazakh cases”
    秋山徹(AA研共同研究員,早稲田大学)
    “Four years in Xinjiang: Considering the impact of the Kirghiz heads of the 1916 revolt on the Soviet building”
    全員/コメンテーター:David Brophy(AA研共同研究員,シドニー大学)
    総合討論

2019年度第3回研究会(通算第3回目) 報告書(和文)

  • 日時:2019年10月5日(土)14:30–17:30
  • 場所:東京外国語大学本郷サテライト5Fセミナールーム
  • 使用言語:英語,ロシア語
  • 共催:AA研共同利用・共同研究課題「近代中央ユーラシアにおける歴史叙述と過去の参照」,北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター,科研費基盤(B)「近代中央アジアのムスリム家族とイスラーム法の社会史的研究」(研究代表者:磯貝健一(京都大学),課題番号:18H00706),International Workshop “Contested Legal Practices in the Long Nineteenth Century: The Volga-Ural Region, Kazakh Steppe, and Eastern Anatolia”
  • 1. Garipova, Rozaliya(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター,ナザルバエフ大学)
    “Adat, Shariat and Legal Pluralism: Inheritance Division among Volga-Ural Muslims in Imperial Russia”
    2. 磯貝真澄(AA研共同研究員,東北大学)
    Muslim Marriages and Divorces in the Late Nineteenth-Century Volga-Ural Region”
    3. 野田仁(AA研所員)
    “Legal Pluralism for Kazakh Nomads beyond the Russo-Qing Imperial Border found in the International Assembly”
    4. Halit Akarca(ナザルバエフ大学・研究員)
    “Organizing and funding social life under Russian occupation in Erzurum: Waqf properties in the occupied Erzurum during WWI”
    5. 磯貝健一(京都大学),長縄宣博(AA研共同研究員,北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
    「総合討論」
    司会:長縄宣博

2019年度第2回研究会(通算第2回目) 報告書(和文)

  • 日時:2019年7月27日(土)14:00–18:00
  • 場所:マルチメディア会議室(304)
  • 使用言語:日本語
  • 共催:AA研共同利用・共同研究課題「近代中央ユーラシアにおける歴史叙述と過去の参照」,中央ユーラシア研究会
  • 1.David Brophy(AA研共同研究員,シドニー大学・上級講師)
    “Between Hagiography and World History: Muḥammad Amin Kashghari’s As̱ar al-Futuḥ”
    2.木村暁(AA研共同研究員,東京外国語大学)
    「ムッラー・アーリムの歴史叙述におけるトルキスタン」
    3.総合討論

2019年度第1回研究会(通算第1回目) 報告書(和文)

  • 日時:2019年5月25日(土)14:00–19:00
  • 場所:本郷サテライト5F セミナールーム
  • 使用言語:日本語
  • 野田仁(AA研所員)
    「趣旨説明」
    野田仁(AA研所員)
    「カザフの歴史文献の情報源」
    塩谷哲史(AA研共同研究員,筑波大学)
    「19世紀ヒヴァ・ハン国の年代記」
    全員
    総合討論,今後の計画について

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