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AA研共同利用・共同研究課題

ダイクシス表現の多様性に関する研究

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プロジェクトについて

期間:2010-2011年度

指示詞,代名詞,人称や時制の標識などの空間ダイクシス,人称ダイクシス,時間ダイクシスに関する表現は,言語の基本的要素であるにもかかわらず,意味を明確に説明することが極めて困難である。その理由は,言語が発せられる状況が意味と緊密に結びついているからである。本研究課題は,性急に一般化を求めることなく,手話を含めたアジアの諸言語に見られるダイクシス表現のさまざまな用法を,定型表現など非ダイクシス的用法も含めて,できるかぎり詳細に検討し,アジアの諸言語におけるダイクシス表現の信頼できる概説を作成する。また,これと並行して,従来母語話者の内省報告に偏っていた嫌いのある言語データを多様化するために,新たな調査法を考案し試行する。

研究代表者 林徹(東京大学)

プロジェクト・メンバー

研究代表者

  • 林徹(東京大学)

AA研所員

  • 中山俊秀(副代表)

共同研究員

  • 市田泰弘
  • 木村英樹
  • 田窪行則
  • 西村義樹

研究成果

研究会

2011年度第2回研究会(通算第5回目)

  • International Workshop on Deixis and Spatial Expressions in Indonesian Languages
  • 日時:2011年7月22日(金)9:45-17:15,2011年7月23日(土)9:15-17:15
  • 場所:国立民族学博物館(大阪)
  • 使用言語:英語
  • 主催:言語ダイナミクス科学研究プロジェクト(LingDy)
  • 共催:国立民族学博物館(みんぱく)
  • 22, July
  • Opening talk
    Kunio NISHIYAMA
    “A Tripartite Structure for Demonstrative Pronouns”
    Novi DJENAR
    “This and That in Indonesian”
    Bambang Kaswanti PURWO
    “The Indonesian Sampai: from Space to the Deictics (of Time and Person) and to the Pragmatics (of Precipitation)”
    Alexander ADELAAR
    “Deictics and the morphological expression of location and direction in Siraya”
    John BOWDEN
    “Deixis in Taba”
    Atsuko UTSUMI
    “Deixis and Spatial Reference in Bantik”
    Kazuya INAGAKI
    “The system of spatial reference in Kadorih”
  • 23, July
  • Asako SHIOHARA
    “Deixis in Sumbawa”
    Anthony JUKES
    “Deixis and Spatial Reference in Makassarese”
    Antonia SORIENTE
    “Deixis in Kenyah and Punan languages of Borneo”
    Connie de VOS
    “Spatial and non-spatial deixis in Kata Kolok: pointing out differences”
    Daniel KAUFMAN
    “Deictic agreement in Mamuju and beyond”
    I Wayan ARKA
    “Paradigm Classes and Deixis in Marori”
    Michaeil EWING
    “The pragmatic uses of demonstratives in Javanese conversation”

2011年度第1回研究会(通算第4回目)

  • 日時:2011年6月26日(日)13:30-18:00
  • 場所:AA研大会議室(303室)
  • 田窪行則(AA研共同研究員,京都大学)
    「直示のソについて」

2010年度第3回研究会(通算第3回目)

  • 日時:2010年10月23日(土)13:30-18:00
  • 場所:AA研セミナー室(301室)
  • 木村英樹(AA研共同研究員,東京大学)
    「「存在文」が表す<存在>の意味および‘定-不定’の問題」
    報告書(295KB)
    児倉徳和(AA研特任研究員)
    「シベ語におけるアスペクト選択と聞き手の存在」
    報告書(252KB)

2010年度第2回研究会(通算第2回目)

  • 日時:2010年7月25日(日)13:30-18:00
  • 場所:AA研セミナー室(301室)
  • 中山俊秀(AA研所員)
    「ヌートカ語におけるインバース現象」(概要については近日中に公開予定)
    古賀裕章(AA研共同研究員,慶応義塾大学)
    「日本語の移動表現について考える:類型論的視点から」

    本発表の目的は次の2つである。まず,対訳コーパスに基づいて日英独露語の自律移動表現を比較し,動詞枠付け言語,衛生枠付け言語という類型間および類型内の多様性を明らかにする。次に,使役移動事象を言語化する際に,日本語ではどのように直示情報を表現するのかを考察する。自律移動表現には直示経路情報が頻繁に含まれるものの,使役移動表現については直示経路への言及が随伴使役移動(例:持っていく/くる)に限定されることが,日本語について知られている。本発表では,順行・逆行というヴォイスの対立がこの制限をカバーする役割を果たしていることを指摘する。

2010年度第1回研究会(通算第1回目) : 報告書(83KB)

  • 日時:2010年5月15日(土)14:00-18:00
  • 場所:AA研セミナー室(301室)
  • 西村義樹(AA研共同研究員,東京大学)
    「ダイクシスと主観性」

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