こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
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ミャンマーのパゴダは一晩中ライトアップされるのが常である。バガンのように無数の仏教建築があれば全部は無理かもしれないが,普通はどんな小さな村にあっても,人々が日々参詣するパゴダはライトアップするものらしい。
写真は首都ネーピードーのウッパタサンティ・パゴダである。以前に紹介したカチン州ミッチーナーのシュウェダゴン・パゴダ同様,このパゴダも有名なヤンゴンのシュウェダゴンを模して建立された。夕闇迫る頃,約12km離れた郊外から見るこのパゴダは,首都第一のパゴダにしては落ち着いた静謐なたたずまいを見せている......そもそもネーピードーが,首都としては人が住んでいなさすぎるのだけれど。
2013年12月30日
ミャンマー連邦ネーピードー管区イェーズィン村イェーズィン・ダム湖畔
澤田英夫 撮影
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