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アトーラッ碑文 裏面
Ahtawlat Stone Inscription, Reverse ダマヤンヂー寺院(バガン旧都城南東方) Damayangyi 緬暦527年(AD 1165) 古期ビルマ文字/古期ビルマ語 バガン期以降18世紀に至るまで、ビルマ語文字資料では声調の完全な書き分けが行われませんでした。ほぼ完全な声調書き分けを行なうこの碑文は、非常に稀な例です。 ビルマの碑文のほとんどは善行、とくに寄進の記録です。三宝を敬う言葉で始まり、寄進の年月日(時間まで記すものもある)、寄進者(立会人を記すものもある)、寄進の理由、寄進の内容(建造物、寺院奴隷の名・人数・ときには職業、家畜の数、田畑など土地の種類と面積)を記し、最後に祈願・呪詛の言葉で締めくくられます。 2004/1/21 澤田英夫撮影 |