業績

学位論文

2008年3月: 「シャー・ミール朝期カシミールの来訪ムスリムたちを巡って」京都大学文学研究科提出修士論文
2015年7月: 『「タランギニー」から「ターリーフ」へ　15-17世紀カシミールの歴史叙述の研究』京都大学文学研究科提出博士論文

論文

2010年3月: 「カシミールのペルシア語年代記におけるスーフィー伝－在地有力者との関係を中心に－」
『イスラム世界』74 pp.33-65
2011年12月: "Transmission lines of historical information on Kašmīr:From Rājatarańgiņīs to the Persian chronicles in the early Muġal period,"
Journal of Indological Studies nos.22&23 pp.23-59
2015年3月: 「中世後期・近世カシミールにおける支配の正当性と宗教アイデンティティ」
NIHU Research Series of South Asia and Islam vol.8『前近代南アジアにおけるイスラームの諸相 ――在来社会との接触・交流と変容』今松泰・澤井一彰（編）ISBN: 978-4-904039-97-7 pp.73-99
2015年3月: 「15-16世紀スリナガルのハーンカーヒ・ムアッラー」
『駿台史学』154 pp.51-90
2015年8月: 「14-16世紀カシミールにおけるスーフィーの道統と帰属意識ークブラウィーヤ、ヌールバフシーヤを中心に－」
富士ゼロックス株式会社　小林節太郎記念基金　小林フェローシップ2013年度研究助成論文 pp. 1-23
2015年11月: 「「驚異の地インド」の内在化」
山中由里子編『〈驚異〉の文化史：中東とヨーロッパを中心に』名古屋大学出版会 pp.
2016年3月: Incompatible Outsiders or Believers of a Dar?ana?: Representations of Muslims by Three Brahmans of Šāhmīrid Kašmīr
Rivista degli Studi Orientali, 88(1-4), pp. 179-214
2016年8月: A Note on the Genesis and Character of a So-Called “Persian Translation of the Rājatarańgiņīs”
Khalid Ameen (ed.), History, Literature, and Scholarly Perspectives: South and West Asian Context (Festschrift presented in honor of Moinuddin Aqeel), Karachi, Islamic Research Academi, pp. 135-146
2017年2月: 「共存しえぬ他者か, ダルシャナの信徒かーシャーミール朝カシミールの3人のバラモンが描くムスリムー」太田信宏編『前近代南アジア社会におけるまとまりとつながり』

Misc

2014年3月: 第四回イスラーム地域研究国際会議inラホール　プレナリー・セッション2（報告）
『イスラーム地域研究ジャーナル』6 74-75
2014年3月: 中世後期・近世カシミールにおける歴史叙述に関する近年の研究動向
『西南アジア研究』80 49-62
2014年4月: ジャンムー・カシミール州図書館案内
『イスラム世界』81 73-86
2014年5月: 南アジア（古代・中世）　（2013年の歴史学会－回顧と展望－）
『史学雑誌』123(5) 274-278
2015年3月: [新刊紹介]青柳かおる『ガザーリー-古典スンナ派思想の完成者』
『イスラーム地域研究ジャーナル』7 146-146
2016年2月: 「十四～十七世紀カシミールのヒンドゥーとムスリムの交流」
『歴史と地理. 世界史の研究』(691), pp. 49-52
2016年3月: 「アキール文庫カシミール関連コレクション［A309］」
『イスラーム世界研究』9, pp. 187-191
2016年12月: 「第53回野尻湖クリルタイ彙報」
『東洋学報』98(3), pp. 119-127

オンライン事典項目

2017年3月: Rājatarańgiņī(Akbar)