13世紀B.C.半ば?“出エジプト”〜『律法』(モーセ五書)
  1. 唯一絶対の神ヤハウェ(世界の創造者・人格神)→ 偶像崇拝禁止
  2. 神と民の「契約」
1200 B.C. イスラエルの民、パレスティナに定住
10世紀B.C.頃 イスラエル王国(ダビデ、ソロモン)
   首都エルサレムに第一神殿建設 ―――→ のち、王国は南北に分裂(イスラエル王国とユダ王国へ)
  1. 倫理宗教への発展(「正義」〜613の戒律)
  2. 選民思想:選ばれたアブラハム
722B.C. 北部のイスラエル王国滅亡 →“預言者”の時代へ
預言者イザヤetc.
586B.C. 南部のユダ王国も滅亡(新バビロニアによる征服)
   ―――→ バビロン捕囚(586〜538B.C.):「天罰」という理解
☆歴史・法などの資料収集・編纂(ユダヤ教の基礎が確立)
538B.C. 新バビロニア滅亡〜エルサレムへの帰還 → 第二神殿の建設へ
400B.C.頃 『律法』の結集
2世紀B.C. ハスモン王国(〜 63B.C.)
70A.D. 第二神殿破壊される
エルサレムからのユダヤ教徒追放 ―――→ 離散へ

*のち、ローマ帝国がキリスト教を国教化すると、ユダヤ教徒(「ユダヤ人」)はエルサレムへの居住を禁止され、年に一度の神殿跡訪問だけが許されるようになった。

☆参考:イクナートン(アメンホテプ4世)の一神教との違い〜時間のとらえ方

《手に入れやすい参考文献》
M.モリスン+S.F.ブラウン(秦剛平訳)『ユダヤ教』青土社、1994年
アンドレ・シュラキ(渡辺義愛訳)『ユダヤ思想』文庫クセジュ(白水社)、1966年
里中満智子『アトンの娘』全3巻、ビッグゴールド・コミックス(小学館)、1994年
中東政治論地域研究(中東)中東・中央アジアの社会と文化宗教学A地域文化研究A
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