AA研共同研究プロジェクト
チベット=ビルマ系言語から見た文法現象の再構築 2:文の特徴付けと下位分類 (jrp000163)
プロジェクトについて
期間:2009-2010年度
格の体系とその周辺現象を扱った「チベット=ビルマ系言語からみた文法現象の再構築1」に続く本プロジェクトでは,メンバーが研究対象とするチベット=ビルマ系諸言語の文が示す構造と機能の諸相を研究のテーマとする。前プロジェクト同様,メンバーが各自の研究によって得た対象言語の種々の文に関する言語事実,および,それらを観察し記述する視野の広がりと深さを共有し,それによって各メンバーが文を観察する視野を拡大・深化させ,その視野から見た文に関する具体的な記述を推し進め,ひいてはチベット=ビルマ系言語の文に関する知見をより豊かなものにすることを目指す。
研究代表者 澤田英夫(AA研)
プロジェクト・メンバー
研究代表者
AA研所員
共同研究員
- 池田 巧
- 海老原 志穂
- 大塚 行誠
- 岡野 賢二
- 加藤 昌彦
- 桐生 和幸
- 白井 聡子
- 鈴木 博之
- 高橋 慶治
- 西田 文信
- 林 範彦
- 本田 伊早夫
研究成果
研究会
2010年度第3回研究会(通算第6回目)
- 日時:2011年1月30日(日)10:30-17:00
- 場所:AA研マルチメディア会議室(304)
- 成果論集に関する打ち合わせ
2010年度第2回研究会(通算第5回目)
- 日時:2010年10月3日(日)10:30-17:00
- 場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
- 成果論集に関する打ち合わせ
2010年度第1回研究会(通算第4回目)
- 日時:2010年7月10日(土) 13:00-18:30,2010年7月11日(日) 10:30-13:30
- 場所:AA研セミナー室(301室)
- 7月10日
- 西田文信(AA研共同研究員,中央学院大学)
- 「マンデビ語の文」
- 高橋慶治(AA研共同研究員,愛知県立大学)
- 「キナウル語の文とその下位分類」
- 星泉(AA研所員)
- 「古典チベット語の文と節」
- 池田巧(AA研共同研究員,京都大学)
- 「ムニャ語の述詞と文」
- 7月11日
- 林範彦(AA研共同研究員,神戸市外国語大学)
- 「チノ語悠楽方言の文の種類」
- 本田伊早夫(AA研共同研究員,名古屋短期大学)
- 「セケ語の節と文」
- ディスカッション
2009年度第3回研究会(通算第3回目)
- 日時:2010年3月13日(土)13:00-18:00,2010年3月14日(日)10:00-13:30
- 場所:AA研マルチメディアセミナー室(306室)
- 2010年3月13日
- 荒川慎太郎(AA研所員)
- 「西夏語の「文」に関して」
- 加藤昌彦(大阪大学)
- 「ポー・カレン語の文の分類」
- 鈴木博之(日本学術振興会,国立民族学博物館)
- 「カムチベット語Sogpho方言の文」
- 2010年3月14日
- 白井聡子(AA研共同研究員,名古屋工業大学
- 「ダパ語の文 白井聡子」
- 鈴木博之(日本学術振興会,国立民族学博物館)
- 「ニャロン・ムニャ語の文」
2009年度第2回研究会(通算第2回目)
- 日時:2009年12月6日(日)10:30-18:00
- 場所:AA研マルチメディアセミナー室(306室)
- 海老原志穂 (清泉女子大学,非常勤講師)
- 「アムド・チベット語の文のタイプ」
- 岡野賢二(東京外国語大学,総合国際学研究院)
- 「ビルマ語の文」
- 桐生和幸(美作大学)
- 「カムチベット語Sogpho方言の文」
- 白井聡子(AA研共同研究員,名古屋工業大学)
- 「ダパ語の文について」(仮題)
2009年度第1回研究会(通算第1回目)
- 日時:2009年6月28日(日)13:00-18:00
- 場所:AA研マルチメディアセミナー室(306室)
- 澤田英夫(研究代表者,AA研所員)
- 「趣旨説明」
- 澤田英夫(AA研所員)
- 「ロンウォー語の文の概観」
- 大塚行誠 (東京大学大学院博士後期課程)
- 「ティディム・チン語の文に関するデータ」
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