こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
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ダウンタウン・ヤンゴンは,東西に伸びる5本の長い通りと,南北を走る約100本の短い通りによって区画されている。スーレー・パゴダはダウンタウンのほぼ中央,5本の東西通りの真ん中にあるマハーバンドゥーラ通りと,パゴダの名を取ってスーレー・パゴダ通りと名付けられた南北通りの交差するところに位置する。
写真はスーレー・パゴダ北側のエリアの夕景で,私にはすっかり馴染み深いものとなった風景である。女性のジーンズ着用率や外国人旅行者の数が,私が留学生活を始めた25年前から明らかに増えている。パゴダの右隣(南西)にある建造物は私の留学時には存在していなかった。このパゴダより高い建造物がすぐ近くに建てられることに眉をひそめるヤンゴン市民も少なからずいたと聞くが,今となっては見慣れた風景の一部になってしまった。
2015年1月14日
ミャンマー,ヤンゴン,スーレーパゴダ通りとアノーラター通りの交差点
澤田英夫 撮影
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