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今月の一枚 2012年10月

こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。

(写真の著作権は撮影者にあります。無断・無許可でのご使用は固くお断りします。)

雨季の終わり

雨季のあいだの約3ヶ月間,「安居」といって僧侶たちは外出を控え,寺院で修行に勤めます。この写真は安居明けの翌朝,チェンマイ大学で「タクバート・テーウォー」という特別な僧侶の托鉢を迎える在家仏教徒たちの様子です。ドーイ・ステープ山のふもと,チェンマイ大学の西側には「ワット・ファーイヒン」という寺院があり,寺院から大学内の時計台まで続く通りには,朝早くから花や線香,食べ物などをもった大勢の人びとが集まってきていました。

安居が明ける頃には雨季も終わりを告げ,やがて北タイの農村では黄金色に色づいた稲の刈り取りが始まります。

2004年10月29日
タイ,チェンマイにて
古谷伸子 撮影

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