Top page of the Project MEIS at TUFS
 
教育セミナー >> 2005年度感想・報告 >> タシ・メメティ
2005(平成17)年度
タシ・メメティ(中部大学大学院国際関係学研究科)
 今度の教育セミナーに参加させていただいた留学生のタシメメティです。2005年7月26日から29日まで開催されたこの教育セミナーに参加して、主催の東京外大の方々には大変お世話になりました。また大塚先生始めイスラーム研究の専門家である先生方の直接指導をうけ知識が深くなったと感じました。皆様方に感謝いたします。

 今度のセミナーについて、一番勉強になったと感じたのは、自分自身の考え方は正しいけれども方法論としてのやり方に大きなミスがあるということでした。まず、イスラーム研究の一部であることにもかかわらず、トルコ研究以外のイスラーム研究に関する知識に対しては関心がなかった。この点でいえば知識が狭いし、また比較研究ができないという状況になって、修士論文を書く段階になって方法論が見つからず、困っていたところでした。

 また、大塚先生とお話して自分の研究は現実的イスラーム研究から離れて想像に落ち込んでしまったことがわかりました。自分自身がイスラーム教徒であるとしても、イスラーム神学者ではなくて第三者の立場で、また社会人類学の立場で考えるべきであることをはっきりしないと、研究は正確的に続けられないということもわかりました。

 今度のセミナーで発表させていただいたことも大変うれしいことでした。勇気を出して学校以外のところで発表するのは初めてでしたが、事務担当の村上さんのおかげで事前に発表原稿の日本語文章が間違いないようになりました。また発表した際にトルコ研究の先導でいらっしゃる新井政美先生が傍で指導してくださったので、ミスは多かったけれどもここで発表したことは悪くないと思いました。発表するとき関係分野の専門家がゲストのように傍にいることは、今度のセミナーのよい点だと思いました(比較するほかのセミナーを見たことはないのですが)。

 感想は短いですが、以上で終わりにします。色々ありがとうございます。
 

 

back_to_Toppage
Copyright (C) 2005-2009 Tokyo University of Foreign Studies. All Rights Reserved.