場所:ベイルート東洋学研究所
12月12日
パネル1 場・概念・方法
Nadia al-Baghdadi (Budapest)「起源と聖霊に忠実であること——アル=シドヤークの聖書翻訳とその障害」
Issa Diab (Beirut)「アラビア語語彙に隠された神学的教義と19世紀の翻訳における表現」
Nicolas Abou-Mrad (Balamand)「ヴァン・ダイクは正教典礼の聖書解釈をそのアラビア語訳に用いたのか」
Ghassan Khalaf (Mansourieh)「聖書のアラビア語翻訳とその影響」
Sara Binay (Beirut)「翻訳者の翻訳者——いわゆるスミス=ヴァン・ダイク版聖書について」
Hilary Kilpatrick (Lausanne)「Meletios Karmasによる『創世記』1-4の翻訳」
Carsten Walbiner (Bonn)「17−18世紀シリアにおけるアラビア語聖書へのアプローチ——アラビア語聖書の初期印刷史」
12月13日
Samir Khalil Samir (Beyrouth)「ニシビスのアブディーシューによる福音書アラビア語訳の文化的基礎」
パネル2 受容と影響
Hikmat Kachouh (Mansourieh)「歴史的シリア、エジプト、ヒーラにおける『アレクサンドリアのウルガタ聖書』に先行するアラビア語福音書の諸版についての概観」
Ronny Vollandt (Cambridge)「アラビア語聖書の初期印刷史——パリ・ロンドン版対訳聖書のアラビア語版について」
Paul Feghali (Ghazire)「ローマ布教聖省版の、中東におけるキリスト教徒およびムスリムに対する影響」
Philippe Roisse (Beirut)「中世マグレブにおける3つのイスラーム護教書にみる福音書の引用」
Walid Saleh (Toronto/Berlin)「イスラーム的四福音書和合——アル=ビカーイー(1407-1480年)による15世紀福音書対観和合」
Adib Saab (Balamand)「近代アラビア語詩における福音書賛美歌の遺産」
Hedi Ayadi (Tunis)「ユースフ・アル=ハールにおける福音書の信仰告白——聖性を帯びた遊びとそれに対する敵意」