王爺廟調査記録抜粋



25. 富美宮


25-1. 廟の内部
廟の内部 96.12/31 
地点:石獅市永寧鎮永寧村

25-2.
創廟年代:清代(杉木製)。ある人が泉州の富美宮へ參拜に行き、「香火」をもらい受けてきた。ある日の晩当地を通りかかったとき、ここでお手洗いに行った。
そして、夜夢を見て、蕭太傅が顕霊したので、ここに廟を建てた。1988年に石造の現在の廟に建て替えた。

25-3.
主祀神明(生日):蕭太傅(泉州富美宮の分霊)。

25-4.
配祀神明及び同祀神明:蕭夫人、閻羅王、三代巡、謝必安(画像)、范無救(画像)、王爺船一艘(長さ2メートル、幅 0,7メートル、高さ 1,5メートル)。

25-5.
祭祀圏:不明。但し、李国宏(n.d.)によれば、1988年の修復時には、西門外、小街、下営、街頂、南門、水関、北門、小東門、西の9つの集落の人々が合わせて9,862、20元を出資したという。


25-6. 王船
王船 96.12/31 
王爺の起源:12-6参照。

25-7.
送王船儀礼:1941年頃流したことがある。瘟疫が流行したので。こぎ手も乗って行くが、外海と港との境のところで、金紙を焼き、をして聖ならば、海に飛び込んで、伴走している船に乗って帰る。

25-8.
巡境(有無及び範囲):1949年以前はあった。

25-9.
分霊:なし。

25-10.
管理組織:不明。




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