III. 県庁所在都市
(Chef de Fivondronam-pokontany,Region)

  1. 電気
     電力水力公社JIRAMAによってほぼ安定供給されているが、県庁所在地の町の中にも電気の供給されていない所がある。220V/50hz。ソケットも、フランス式二又C型が多いものの、三つ又型もある。日本の家電製品を持ち込む時は、変圧器と交換プラグソケットが必要。時々突然の停電があるので、PC使用者は注意。また、停電には到らないものの電圧が不安定になることも多いので、PCは直接電源よりも充電池で駆動させたほうが安全。日本のPCの多くは240Vまで対応しているが、アダプターからコンセントまでのコードが対応していないので、PCを日本から持ち込む人は同時に対応コンセントを用意すること。雨季には落雷による停電もあるが、割合短時間で復旧する。とは言え、懐中電灯とロウソクの常備が必要。サイクロン襲来時は、1週間以上停電の続くこともあることを覚悟のこと。あるいは発電機用の重油燃料の配給が遅れたり、発電機自体の故障による長期停電もあり。

  2. 水道
     JIRAMAによって安定供給されている町が多いが、簡易水道しかない町もある。水源は井戸や貯水池や川などと多用で、塩素消毒の保証は必ずしもない上、海岸地域では多少の塩分を含んでいるため、洗濯や石鹸の泡立ちが悪い。煮沸消毒するか、<Sur l'Eau> の商品名で浄水剤が雑貨店・食料品店・薬局でも売られていて入手できる場合は、これを添加する。マダガスカル産ミネラルウォーターは、ほぼ入手可能。時々半日くらいの断水があるが、そのような時特に断水のお知らせは事前にないので、バケツ2杯くらいの水を常日頃から用意しておくと便利。雨季は、時々水道水が濁ることがある。また、サイクロンが襲来した時は、何日か断水することも珍しくないので、サイクロンの情報が入った時は、水の汲み置きを用意しておくこと。汲み置きのためには、プラスチックの大型燃料缶を売っているので、これがベスト。

  3. 燃料
     プロパンガスの販売が行われているかどうかは、各県庁所在地の町によって異なる。販売されていない町も多い。電気が供給されている町ならば灯油はランプ用に必ず売られているため州都や首都で電気コンロや灯油コンロを買って持ってゆくのも、一つの対処法。炭か薪で、調理を行うのが一般的。炭を使う七輪(fatam-pera)と薪を使う五徳は、購入可能。

  4. 医療
     公立病院が、治療の中心となる。キリスト教系の医院がある地域もある。完全看護体制の病院がないだけではなく、虫垂炎程度の手術にも対応できなかったり、レントゲン器材も持たない公立病院が多い。したがって、どこまで自己の居住地の病院で治療対応が可能かを日頃調べておくことが大切。その上で、緊急の場合、首都や州都まで迅速に搬送してもらう手段とルートを確保しておくこと。救急車がある町でも、あまりあてにはならない。歯科医師や歯科技工士がいる町も多いが、技術・材料共に、治療・処置上の不安がある。

  5. 衛生
     標高1000m以下の各県庁所在地の町は、マラリア感染の危険性がかなり高い。病院や薬局におけるマラリア治療の体制の充実度は、町によってかなり異なる。マラリアの高濃度汚染地帯の場合は、県庁所在地の町といえども予防薬の定期服用を検討する必要がある(詳細は、このHP上の「マラリア日記」を参照)。野菜や果実は、回虫・蟯虫・嚢尾虫・ランブル繊毛虫・アメーバ赤痢やA型肝炎ウィルス・病原性大腸菌・細菌性赤痢による汚染の心配があるので、生食する際は中性洗剤で良く洗うことを心がけること。ゴキブリとネズミが多いので、日本からゴキブリ用薬剤と殺鼠剤を持参すると役に立つ。中央高地ではノミ、海岸部では砂ノミや南京虫などが多い。噴霧式や粉状の殺虫剤は市販されているが、燻蒸用にバルサ剤を持ってゆくと多少は役にたつ。皮膚に塗る虫の忌避剤やかゆみ止めは自分の肌にあったものを日本から持ってゆく方がベター。
     公立病院のある県庁所在地の町ならば確実に薬局があるが、品揃えは首都や州都と比べるとかなり落ちるため、薬品はそれらの都市で事前に入手しておくほうが確実。  地方都市になると入手できる食材に偏りが出てくるため、総合ビタミン剤・カルシウム製剤・鉄分や亜鉛やヨードなど微量元素の補助栄養剤などを日本や首都で入手し、定期的に服用、不足がちな栄養等を補給するよう心がけると良い。特に、虫さされの跡やちょっとした傷がなかなか治らない、あるいは鼻血や生理などの出血が止まらないようになってきたら、体内のビタミンや微量元素が不足し始めている兆候なので、注意!とりわけ女性は、鉄分の不足に要注意。
     石鹸・歯磨き・歯ブラシ・カミソリ・爪切り・シャンプー・洗濯洗剤・中性洗剤・トイレットペーパー・コンドーム等は、入手可能な町が多いが、品切れや取り扱いをしていない場合もあるので、首都や州都で購入しておくことが確実。女性の肌や髪の手入れのための化粧品や生理用品の入手は、困難。また、海岸部の町は紫外線が強いので、サングラスと共に日焼け止めクリームを持って行った方が良い。それから、水虫もあなどることができず、また治療薬は日本の方が種類豊富なので最新の物を持ってゆくことがお勧め。ほとんどのトイレは、溜めつぼ式。県庁所在地でも庶民の家の中には、トイレや水浴設備の無いものも多い。眼鏡やコンタクトは、日本か首都アンタナナリヴで調達・調整を済ませておくこと。県庁所在地の町に眼鏡専門店はない。また、コンタクト使用者も、万が一の事や乾季に風が強く埃がひどいことを考え、必ず眼鏡も持ってゆくこと。
     マダガスカルの河川や池沼の一部には、ビルハルツ住血吸虫およびマンソン住血吸虫が棲息しているので、そのような場所での水浴や立ち入りはできるだけ避けること(水の中に入ると、住血吸虫の幼生体が足の皮膚から侵入する)。とりわけ、水草が生えているような止水域は非常に危険。感染による典型的症状は、ビルハルツ住血吸虫が血尿、マンソン住血吸虫が下痢。慢性化すると治療が困難になるため、血尿が出たり、あるいは下痢が続くような場合は、首都や州都の医者の診断を受けること。  最近、マダガスカル政府機関から狂犬病流行に対する注意喚起が出された。隊員の方々は予防注射を済ませていることと思いますが、それでも犬はもちろんのこと猫や野生動物にむやみに近づいたり手を出したりしないこと。万が一動物に咬まれた時は、咬んだ動物を捕獲し(生きていても死んでいてもいずれでも構わない)、その動物と共に即刻医師の許に行き手当を受けるか指示を受けること。動物の死体にも触らないこと。
     性病はマダガスカル全土において都市部および農村部を問わず、エイズ・梅毒・淋病・軟性下疳・鼠径リンパ肉芽腫等および毛虱があるため、十分にその危険性を考慮の上、行動すること。

  6. 治安
     スリ、ひったくりはほとんどいないが、空き巣泥棒やこそ泥、万引きは少なくない。多額の現金を持ち歩かないこと、ポケット特にズボンやパンタロンの後ろポケットやバックに多額の現金を入れないことは、地方の町でも心がけた方がベター。市場等に買い物に行く時は、必要最小限の現金だけを財布に入れること。戸締まりは、扉に複数の鍵をつけること。犬を飼うことができれば、ベター。それから、あまり親しくもない人に、自分が家に不在である時間帯や期間を言わないこと。夜間の外出が可能かどうかは、町によって異なるので、地元の人に訊いてみることが一番。
     県庁所在地の町には必ず、警察署と憲兵隊駐屯所がある。フランスの治安方式に倣っているため、市街地は警察が管轄、田舎や地方は憲兵隊が管轄する。
     ここ10年近く、墓を暴きその中に安置されている人骨を盗み出す泥棒が、トゥアマシナ州・アンタナナリヴ州・マハザンガ州などの地域で跋扈している。また、南部や西部では、墓に置かれた彫刻や彫刻の施された柱を盗み出す輩も後を絶たない。そのため、被害に遭っている地元では、よそ者の墓や墓地への立ち入りに神経質になっている。したがって墓や墓地へ行く時は、必ず地元の人と一緒に行くこと。

  7. 通信・コミュニュケーション
    1. 郵便
       県庁所在地の町には、郵便局(PTT)が一つある。日本との間の航空便の所用日数は、片道二週間から三週間。不着で困る郵便物については、書留(recomande)扱いにすること。航空書簡や定額航空便封筒もあり、それらは切手を貼る必要がないので、地方から日本宛てに通信文だけを送る時は便利。マダガスカルの切手には、マダガスカルの動植物を図案したものがあり、日本での評判が良い。地方都市の郵便局では高額の切手を売っていないことも多いので、日本宛ての絵葉書や封書を出そうとする人は、首都や州都で高額の切手を買い求めて置いたほうが無難。郵便局のある町では、郵便物を自宅住所まで配達してくれる。

    2. 電話
       家庭内の固定電話を除くと、一部の町にカード式の電話ボックスが設置されはじめているにすぎない。郵便局に固定電話ないしカード電話が設置されている町もあるが、通話できるかどうかはマダガスカル国内でさえ必ずしも保証できない。携帯電話サービスは、県庁所在地の町でも行われつつある。

    3. FAX
       一部商店などに設置されているが、普及率は極めて低い。

    4. 小包
       日本と異なり、どこの郵便局ででも小包の発送や受け取りができるわけではない。州都には必ず小包郵便局(Colis Postaux)が一局あり、そこが窓口となる。日本から地方の住所宛てに小包を発送しても、送達状が住所に届くだけで、受取人はその送達状を持って、小包郵便局のある都市に出向いて受け取らなければならない。小包郵便局には税関の窓口支所があり、ここで受け取り・発送双方の際に内容物の検査を受ける。小包受け取りの際には、引き渡し手数料が徴収され、また内用品によっては関税を徴収される。所用日数は、航空郵便とほぼ同じかプラスアルファー。

    5. インターネット
       プロバイダーもサイバーカフェもほとんどなし。都市にあるプロバイダーと契約し、電話回線でそこまでつないでインターネットするしかない。しかし、その電話回線もどこの町でも問題なく繋がるわけではない。MOOVから最近発売されたモバイル・カードのキットを用いれば、携帯電話電波を受信できる場所ならば、インターネット接続ができる。

    6. テレビ
       RTAやTVMなどの全国放送ネット系の地上波放送局を受信できる、町もある。まだ、テレビを受信することのできない県庁所在地の町が多い。

    7. ラジオ
       首都から発信される短波放送を受信するか、その町にあるFM局がある場合はそれを受信。簡易なFM放送局が普及する傾向にあり、音楽番組が主体だが、地元のニュースやお知らせを伝えるので、情報発信源としての役割は小さくない。中国製などのラジカセが、安価に出回っていて、買うことができる。地方都市の多くでは短波放送しか受信できないので、田舎に住む人は、日本で高性能の短波ラジオを購入したほうが良い。とりわけ、12月から4月までのサイクロンの季節は、天気予報に注意すること。日本語海外向け短波放送は、電波の状態が良ければ、受信可能。地方に赴任する協力隊員には、無線機が貸与されるので、これを使って短波放送の受信が可能。

    8. 新聞
       地方都市にまでは、流通していない。『官報』が役所に届くくらい。新聞や雑誌を読みたい人は、個人的に送料込みの定期購読を申し込むしかない。

    9. 本屋・図書館等
       公共図書館があるだけで、本の種類も限られている上、全ての地方都市に公共図書館が設置されているわけではない。

  8. 交通
    1. バス
       ほとんどの県庁所在地の町でバスは運行していない。一部の町でのみ運行されている。

    2. タクシー
       一部の県庁所在地の町で、タクシーが運行されている。ほとんどが乗り合い方式のため、乗客一人につきいくらと言う料金システム。

    3. レンタカー
       よほど観光地の県庁所在地の町でないかぎり、正規のレンタカーはない。車を借りる時は、車を持っている人との個人的交渉になる。タクシ・ブルースを1台借り切ることは可能であり、地方では一番確実なレンタカー確保の方法になる。

    4. 原動機付き自転車・オートバイ
       原動機付き自転車やオートバイはあれば便利な場合が多いものの、県庁所在地の町における新車・中古車の購入は、ほとんど不可能。首都や州都の町で購入したものを持ち込むしかない。ただし、地方都市によっては、ガソリンの入手に難がある場合も。隊員は、車やオートバイの所有・運転が禁じられている。

    5. 自転車
       5000円から1万円で中国製などの新品を購入することができる。海岸部の都市では、自転車があると便利。値段は、首都や州都のほうが安い。

    6. プス
       人力車のこと。二人乗り。一部海岸の町で利用されている。料金は人力車の車夫との交渉。

  9. 衣料
     中国製・マダガスカル製の衣料やマダガスカル製・タイ製・インドネシア製・インド製の布地が、店舗や露店で購入可能。生活に必要最低限の衣料は何とかそろう。町の中を捜せばミシン一台の仕立屋さんやお針子さんがいるので、オーダーも可能。標高700mから800m以上の町では、防寒の役割を果たす衣料が必要。それ以外の都市では、6月から9月の間でも、防寒のための衣料は必要なし。ただし、一日の気温の差が10度以上あるので、重ね着をして体温の調節をはかる事が大切。毛布は必需品。雑貨店などで入手可能。衣料品は首都や州都からやってくるので、値段は地方ほど高くなる。

  10. 娯楽
    1. レンタルビデオ店
       ほとんどなし。

    2. 映画館
       ほとんどなし。映画は、テレビで放送されるものを見るしかない。

    3. 催し物
       催し物の情報は、地元FM局のお知らせのコーナー、町に貼られているポスターから得ることができる。7月から8月のバカンスのシーズン、12月から1月の年末・年始、4月の復活祭の頃にディスコ調のダンス大会(bal)の開催されることが多い。

    4. ディスコ
       常設のディスコは、観光地の町でもないかぎり、なし。週末の金曜日と土曜日に限って、ディスコの開設される町もある。また、上記のように時折、地元バンドの生演奏によるバルの開催されることがある。バル(bal)は、主催者による何らかの集金が目的なので、入場券を購入する。

    5. ジム・スポーツクラブ等
       ほとんどなし。空手のクラブのある町もあり。

    6. 音楽ソフト販売店
       雑貨店でテープを売っていたり、露店などで違法ダビングしたテープを売っていたりする。オリジナルテープでないものは、音質が悪い。また、マダガスカル音楽が主流になる。

    7. 美容室・床屋
       美容室や床屋も、ある町のほうが少ない。

  11. 宿泊
     観光地の町でもないかぎり、県庁所在地の町にあるホテルは1軒から数軒。ホテルの無い、県庁所在地の町もある。ほとんどのホテルは、水周りとトイレ共用の部屋のみ。大きな町や交通の要所の町では、室内にトイレとシャワーを備えたホテルがある場合も。

  12. 買い物

       【マダガスカルの通貨表示について】
     マダガスカルには、マダガスカル・フラン(Franc Malgache、FMGと省略表記)とアリアーリ(ariary)、二つの通貨表示があります。地方都市においてマダガスカル語で売り買いをした時は、相手がこのアリアーリの価格を言ってくる事が多いので、注意してください。アリアーリ表示で値を言ってくる時は、マダガスカル語の数字が用いられますので、数字をしっかりと覚えてください。詳細は、首都アンタナナリヴの項の記述を参照。

    1. 市場(tsena , bazary)
       町には必ず一ヶ所常設市場がある。一週間に一回市の日の決まっている町が多い。米、野菜、肉、魚、果実など日常の食料品は、ここで入手可。現金取引。値切り交渉(miady varotra)の必要な都市もあるが、地方都市の場合は言い値で買う習慣のところも多く、言い値で買う場合とりわけ少し多く買った時は、cadeau(ほとんど ガドゥ と発音する)すなわち<おまけ>をもらう。

    2. 店舗
       町にはインド−パキスタン系の人びとや中国系の人びとやマダガスカル人が経営する食料品店や雑貨店があるので、塩・砂糖・食用油・マッチ・ロウソク・灯油・パン・チーズ・コンデスミルク・中華乾麺・マカロニ・トイレットペーパー・ミネラルウオーター・清涼飲料・ビール・ラム酒・電球・蚊取り線香・乾電池・封筒・ノートくらいまでの日常用品を買うことができる。また、県庁所在地の町では、首都のアンタナナリヴからやってきた小売商の人びと(entana madinika)が露店や仮設店舗をはっているので、ここでもバケツ・食器・洗面器・衣料品・靴・バック・鍋などを買うことができる。ここで物を買う時は、アンタナナリヴからやって来た人が売り手なので、地方でも<値切り交渉>(miady varotra)してみること。

    3. スーパーマーケット
       なし。

  13. 食生活
    1. レストラン
       県庁所在地の町といえども、レストランの無い町が多い。

    2. 現地食堂(hotely)
       Hotelyはあるが、必ずしも常設店舗を構えているとは限らない。だいたい、その町の市場の中か周囲あるいはタクシ・ブルースの発着所近辺にある。

    3. 立ち食い
       ムフとコーヒーや紅茶を中心とした軽食系、串焼き肉系、の立ち食いか露店が多い。海岸部や標高の低い町では夜間の気温が一年中高いため、串焼き肉の露店(tsaky ,tsakitsaky)は、夕方から夜半にかけて賑わう。

    4. 自炊
       電気コンロないし灯油コンロは、入手できたりできなかったり。プロパンガスが売られている町ならば、プロパンガスコンロも入手可。七輪(fatam-pera)は、必ずあり。食材料は、市場で調達。日本米(ジャポニカ)は、栽培農家の多いAmbatondrazaka地方の町を除き、入手は難しい。米は、市場で売られている。国際稲作研究所が開発した高収穫品種系統(IRI-8 号, IRI-16号など)はあまり味はないものの短粒の白米で、疑似日本米食感な上、入手が容易。米の食感を良くするには、洗米の前に選別を入念にすることが効果大。石や籾などの異物を取り除くことはもちろん、欠けた米などを取り除いて、粒を揃えるとぐっと食感が良くなる。ただし、インディカ米は冷えると食味が落ちるので、冷や飯の好きな人は、注意。日本から材料を送ってもらわないと、地方都市で和食を作ることは調味料やだしなどの調達の関係で難しい。肉屋が恒常的に開設されているのは、県庁所在地の町くらいまで。

  14. 金融機関
     ほとんどの町には、銀行がない。一部の町に、Bank of Africa(以前のBTM)やBNI、BFVの支店があるくらい。外貨(ユーロが一番確実 円札は見慣れていないため換金を拒否されるケースもある)の換金は可能だが、慣れてはいないので、時間のかかることを覚悟。TCの換金は、保証できない。この他にも、Caisse d'Epargne Madagascar(マダガスカル貯蓄銀行)のある町があるが、ここでは外貨の換金業務は扱わない。  日本の各郵便局から国際送金為替を使って、住所宛ての送金を行うことができる。口座宛て送金はできない。郵便局のある都市や町だったら何処でも送金可能。送金から受け取るまでの日数は航空便の所用日数と同じ。地方都市で3週間前後である。送金手数料は、一律2000円と安い。

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