AA研共同利用・共同研究課題
アジア太平洋地域における希望の人類学的研究:新たな身体実践が拓く未来 (jrp000299)
プロジェクトの概要
期間:2024-2026年度
21世紀は様々な社会・環境問題が噴出するディストピア的な閉塞感と希望の喪失感に包まれた。この状況下,本研究は,改めて人々がもちうる希望を主題化し,その希望を個人の内面だけでなく社会・文化の問題として捉える。また,人々が語る未来へのヴィジョンに加えて,身体実践のレベルで切り拓かれる希望=生の展望のあり方に着目する。アジア太平洋の各地域で今まさに生成しつつある社会的・文化的事象としての希望の事例を比較検討し,「希望と身体の人類学」を確立する。
研究代表者 深川宏樹
メンバー
研究代表者
AA研所員
共同研究員
- 里見龍樹
- 小西賢吾
- 中村沙絵
- 磯野真穂
- ケイトリン・コーカー
研究成果
研究会
- 日時:2025年3月4日(火)13:00–18:00
- 場所:本郷サテライト3階セミナールーム
- 使用言語:日本語
- 13:00–13:10 深川宏樹(AA研共同研究員,神戸大学)
- 研究会趣旨など説明
- 13:10–14:10 田中雅一(国際ファッション専門職大学)
- 「オートエスノグラフィーは希望の書か?スカリーとフーコーの告白論を手がかりに」
- 14:10–15:10 全員
- Q&A
- 15:30–16:30 松嶋健(広島大学)
- 「ヴァルター・ベンヤミンと「自然」農法」
- 16:30–17:30 全員
- Q&A
- 17:30–18:00
- 全体討論/今後の方針
- 日時:2024年12月14日(土)13:00–18:00
- 場所:本郷サテライト4階セミナールーム
- 使用言語:日本語
- 13:00–13:10 深川宏樹(AA研共同研究員,神戸大学)
- 研究会趣旨など説明
- 13:10–14:10 里見龍樹(AA研共同研究員,早稲田大学)
- 「沈む島と育つ岩――サンゴ礁とサンゴ礁科学をめぐる「自然」と「希望」の人類学」
- 14:10–15:10 全員
- Q&A
- 15:30–16:30 橋爪太作(大阪公立大学)
- 希望を到来させる方法——宮崎広和によるメラネシア人類学の彫琢と展開(とその先)
- 16:30–17:30 全員
- Q&A
- 17:30–18:00
- 全体討論/今後の方針
- 日時:2024年6月29日(土)13:00–18:00
- 場所:本郷サテライト4階セミナールーム
- 使用言語:日本語
- 13:00–13:20 深川宏樹(AA研共同研究員,神戸大学)
- 趣旨説明
- 13:20–14:20 深川宏樹(AA研共同研究員,神戸大学)
- 「希望という方法,希望のロマン化,身体化された希望,そして希望の限界―希望の人類学序説―」
- 14:20–14:50 全員
- Q&A
- 15:00–16:45 メンバー7人
- 研究紹介と今後の展望(1人あたり10分発表+5分質疑応答)
- 16:45–17:30
- 全体討論
- 17:30–18:00
- 今後の方針
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