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期間:2024-2026年度
21世紀は様々な社会・環境問題が噴出するディストピア的な閉塞感と希望の喪失感に包まれた。この状況下,本研究は,改めて人々がもちうる希望を主題化し,その希望を個人の内面だけでなく社会・文化の問題として捉える。また,人々が語る未来へのヴィジョンに加えて,身体実践のレベルで切り拓かれる希望=生の展望のあり方に着目する。アジア太平洋の各地域で今まさに生成しつつある社会的・文化的事象としての希望の事例を比較検討し,「希望と身体の人類学」を確立する。
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