AA研共同利用・共同研究課題
パレスチナ/イスラエル紛争の変容:最終的地位と新たな課題
プロジェクトの概要
期間:2022-2024年度
パレスチナ/イスラエルにおける和平交渉の停滞は、当事者の交渉姿勢の問題、または交渉枠組みそのものの課題によって説明されてきた。本研究では、オスロ合意(1993年)から30年を迎え、境界線の画定やエルサレムの帰属、難民の帰還権に代表される重要課題(最終的地位)が、オスロ合意後にどのような変容を遂げたのか、また当時は想定されていなかったものの、何が新たな課題として浮かび上がっているのかを示し、これによって和平交渉停滞の要因を複合的に明らかにする。
研究代表者 鈴木啓之(東京大学特任准教授)
メンバー
研究代表者
AA研所員
共同研究員
- 今野泰三
- 臼杵陽
- 江﨑智絵
- 金城美幸
- 児玉恵美
- 菅瀬晶子
- 高橋宗瑠
- 立山良司
- 田浪亜央江
- 鶴見太郎
- 南部真喜子
- 錦田愛子
- 浜中新吾
- 細田和江
- 役重善洋
- 山本健介
研究成果
研究会
- 2023年2月6日(月)15:00–19:00
- 場所:本郷サテライト5F,オンライン会議室
- 使用言語:日本語
- テーマ:変化の諸相
- 15:00–15:50 細田和江(AA研共同研究員・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
- 「イスラエルのパレスチナ人作家と翻訳」
- 16:00–16:50 浜中新吾(AA研共同研究員・龍谷大学)
- 「イスラエル社会の分断、政策選好、および民主主義の後退」
- 17:00–17:40
- 全体討議
- 18:00–
- 研究メンバー会議(事務連絡等)
- 2023年1月20日(金)14:00–19:00
- 場所:本郷サテライト5F,オンライン会議室
- 使用言語:日本語
- テーマ:枠組みの再検討
- 14:00–14:50 錦田愛子(AA研共同研究員,慶應義塾大学)
- 「オスロ合意による体制構築の課題:主権と治安管理をめぐるトレードオフ」
- 15:00–15:50 山本健介(AA研共同研究員,静岡県立大学)
- 「オスロ合意と「イスラエルのイスラーム運動」:国家との関係と民族意識」(仮)
- 16:00–16:50 鶴見太郎(AA研共同研究員,東京大学)
- 「シオニスト/イスラエルの対アラブ観の変遷」
- 17:00–17:40
- 全体討議
- 18:00–
- 研究メンバー会議(事務連絡等)
- 2022年10月15日(土)14:00–19:00
- 場所:本郷サテライト,オンライン会議室
- 使用言語:日本語
- テーマ:最終的地位の現在
- 14:00–14:50 今野泰三(AA研共同研究員,中京大学)
- 「ポスト・オスロ合意期における植民地主義研究の再評価と進展」
- 15:00–15:50 南部真喜子(AA研共同研究員,東京外国語大学)
- 「エルサレムにおけるオスロ合意後の市民権と生活空間」
- 16:00–16:50 児玉恵美(AA研共同研究員,東京外国語大学)
- 「レバノンにおけるパレスチナ難民帰還権への意識」
- 17:00–17:40
- 全体討議
- 18:00–
- 研究メンバー会議(事務連絡等)
- 2022年8月5日(金)14:00–19:00
- 場所:本郷サテライト,オンライン会議室
- 使用言語:日本語
- テーマ:問い直されるオスロ合意の前提
- 14:00–14:50 鈴木啓之(AA研共同研究員,東京大学)
- 「30年を迎えるオスロ体制と諸研究の課題」
- 15:00–15:50 江﨑智絵(AA研共同研究員,防衛大学校)
- 「中東国際関係にみるオスロ合意以降の変容」
- 16:00–16:50 田浪亜央江(AA研共同研究員,広島市立大学)
- 「抵抗と平和構築のあいだ オスロ合意後のパレスチナの演劇活動への視点」
- 17:00–17:40
- 全体討議
- 18:00–
- 研究メンバー会議(事務連絡等)
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