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AA研共同利用・共同研究課題
インドネシア周辺の少数言語・危機言語ドキュメンテーションに関する研究ネットワークの構築 (jrp000201)
キーワード
インドネシア
言語ドキュメンテーション
少数言語
民族語
関連地域
ウェブサイト
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プロジェクトについて
期間:2014-2016年度
本課題の目的はインドネシア周辺の言語のドキュメンテーションを行うための国際的ネットワークを構築し,より多くの質の良い少数言語・危機言語の言語データを後世に残すことである。このプロジェクトは当研究所の「言語の動態と多様性に関する国際研究ネットワークの新展開」プロジェクトの活動の一環として活動を行う。インドネシア周辺の少数言語・危機言語は早い段階での言語ドキュメンテーションが急務となっている。この課題ではこの問題に各地で携わっている国内外の専門家が集まり上記の事柄について事例紹介を行い,手法についての情報共有を行う。中でも現地の研究者コミュニティとの情報共有や,話者コミュニティおよび研究者自身のコミュニティに還元できるようなデータ利用方法の共有(可能であれば共同作業)に活動の重点を置く。
研究代表者 塩原朝子(AA研)
プロジェクト・メンバー
研究代表者
AA研所員
共同研究員
阿部優子
稲垣和也
内海敦子
長崎郁
長屋尚典
三宅良美
Alexander Adelaar
Anthony Jukes
Antoinette Schapper
Antonia Soriente
Frantisek Kratochvil
Hendrik Paat
I Wayan Arka
John Bowden
Katubi
Ketut Artawa
Rik de Busser
Sonja Riesberg
Yanti
研究成果
研究会
インドネシア ヌサ・トゥンガラ・ティムール州の危機言語記録のためのワークショップ
日時:2017年3月24日(金)14:00–16:00,2017年3月25日(土)〜2017年3月30日(木)10:00–17:00(27日のみ公開)
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
使用言語:英語
共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」,共同利用・共同研究課題「インドネシア周辺の少数言語・危機言語ドキュメンテーションに関する研究ネットワーク構築」
このワークショップはアジア・アフリカ言語文化研究所アジア・アフリカ言語文化研究所の共同利用・共同研究課題「インドネシア周辺の少数言語・危機言語ドキュメンテーションに関する研究ネットワークの構築」の活動の一環として行います。インドネシア ヌサ・トゥンガラ・ティモール州の言語の専門家であるAntoinette Schapper博士を含む上記共同研究課題のメンバーと現地から招へいしたTeiwa語とNedebang語の母語話者が共同で物語などの録音・収集・アノテーション付与など,実質的な言語ドキュメンテーション作業を行います。
コーディネーター:
塩原朝子(AA研所員)
Antoinette Schapper (AA研共同研究員,KITLV)
Yanti (AA研共同研究員,Atma Jaya Catholic University of Indonesia)
参加者:
Amos Rehabeam Sir (UBB GMIT Kupang)
Semram Serang (Education and Culture Service of Sub Region of Pantar)
Dominikus Tauk (Udayana University)
Jermy Imanuel Balukh (STIBA Cakrawala Nusantara Kupang)
Elsijon Marjesi Thine (Smpn Satu Atap Batulai, Rote)
Anderias Susang
3月27日公開講演のプログラム
Antoinette Schapper(AA研共同研究員,KITLV)
“History of a macro-linguistic area through lexico-semantics: The case of Southeast Asia”
Amos Rehabeam Sir (UBB GMIT Kupang)
“Languages in Alor”
I Wayan Arka(AA研共同研究員, AA研客員准教授, オーストラリア国立大学)
“Plurality and comitatives in Indonesian languages”
Yanti (AA研共同研究員,Atma Jaya Catholic University of Indonesia), Dominikus Tauk (Udayana University), 塩原朝子(AA研所員)
“Metathesis and Truncation in Helong: A Preliminary Study”
Jermy Imanuel Balukh (STIBA Cakrawala Nusantara Kupang), and Elsijon
Marjesi Thine (Smpn Satu Atap Batulai, Rote)
“An overview of Rote language”
事前申し込み:3月27日(Schapper博士および現地語話者の講演)以外は申し込み制です。言語ドキュメンテーション作業に参加希望の方は以下までご連絡ください。連絡先:塩原朝子(AA研所員)asako[at]tufs.ac.jp([at]を@に置き換えてください。)
国際シンポジウム “Language Documentation and Corpus Linguistics”
日時:2017年3月10日(金)13:00–17:20
場所:AA研マルチメディア会議室(304)
使用言語:英語
共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」, 頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム「危機言語・少数言語を中心とする循環型調査研究のための機動的国際ネットワーク構築」
塩原朝子(AA研所員)
はじめに
Nicholas Evans(オーストラリア国立大学)
基調講演 “Do grammars do best what speakers did most: the Social Cognition Parallel Interview Corpus (SCOPIC) cross-linguistic corpus on social cognition in grammar”
Stefan Schnell(メルボルン大学)
“Conditions on object agreement and pronominalisation – a corpus-based typological study”
Sonja Riesberg(AA研共同研究員, オーストラリア国立大学, ケルン大学)
“Cross-corpus annotation - a report from the ongoing Three Participant-Project”
I Wayan Arka(AA研共同研究員, AA研客員准教授, オーストラリア国立大学)
“On the pedagogical literacy for local (endangered) languages: lessons learned from Indonesia”
全員
ディスカッション
詳細はこちらをご覧ください。
日時:2017年2月18日(土)10:30–17:30
場所:AA研(405)
主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
塩原朝子(AA研所員)
PARADISECへのデータアーカイブについて
全員
プロジェクトの総括
全員
各自のデータに関する作業
全員
ビジネスミーティング
日時:2016年3月19日(土)10:00‐17:30
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
使用言語:英語
John Bowden (AA研外国人研究員)
“The Directional System of North Maluku Malay“
Anthony Jukes (AA研外国人研究員)
“Linguistic Enfranchisement”
全員
ビジネスミーティング(活動報告と来年度の計画策定)
全員
各自のウェブページ構築作業
日時:2016年2月15日(月)14:00-17:00
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
使用言語:英語
Yanti (AA研共同研究員, Atma Jaya Catholic University of Indonesia)
“Phonological Structure of Jambi Malay”
Dominikus Tauk (Udayana University)
「ヘロン語(ティモール,インドネシア)のドキュメンテーション」
日時:2016年1月23日(土)10:00‐17:30
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
使用言語:英語
阿部優子(AA研共同研究員,AA研特任研究員)
「言語調査成果還元の試み:タンザニア・ベンデ語教科書のケーススタディ」
全員
ビジネスミーティング
議題
・2016年度におけるインドネシアにおける言語ドキュメンテーションワークショップの開催計画
・2015年度の各自の活動の報告と情報交換
全員
作業
・言語データ公開のためのウェブページ作成
日時:2015年3月17日(火)9:30-17:30
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
使用言語:日本語および英語
全員
ビジネスミーティング
木本幸憲(京都大学)
“Development of the phonological system in Arta”
Alexander ADELAAR(AA研外国人研究員)
“Problems and politics surrounding the use of Siraya in the Tainan area”
長屋尚典(AA研共同研究員,東京外国語大学)
“Documenting Lamaholot”
全員
ビジネスミーティング
議題
・来年度インドネシアで開催する言語ドキュメンテーションワークショップの計画
・各自が行っている言語ドキュメンテーションに関する報告,情報交換
・各自が調査によって得た言語データへのメタデータ・アノテーション付与などの作業
日時:2015年2月24日(火)9:30-17:30,2015年2月25日(水)9:30-17:30
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
2月24日
全員
ビジネスミーティング
全員
オープニング
Deisyi Batunan(マナド大学)
“Traditional ceremonies in Talaud”
Imelda(インドネシア科学研究所(LIPI))
“Gamkonora Language project”
全員
ビジネスミーティング
2月25日
Katubi(AA研共同研究員, インドネシア科学研究所(LIPI))
“The Ethnography and Documentation of Kui as Endangered Language in Alor Island, Indonesia.“
Fanny Henry Tondo(インドネシア科学研究所(LIPI))
“Kao Minor Language in the Northern Coast of Halmahera, Eastern Indonesia”
Antonio Soares(ウダヤナ大学)
“The basic structure of Makasae language in Typological prescriptive.”
全員
ビジネスミーティング
日時:2014年12月23日(火)10:00-17:30
場所:AA研マルチメディアセミナー室(306)
全員
ビジネスミーティング
議題
・来年度インドネシアで開催する言語ドキュメンテーションワークショップの計画
・言語データのアーカイブ・公開方法
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